ITパスポート試験[シラバス5.0]のテクノロジ系で出題される用語一覧です。効率的な学習のために是非ご活用ください!詳細のリンクから本ウェブサイトの無料教材の解説を確認できます。
用語 | 説明 | 詳細 |
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2進数 | 『0』と『1』の2個の数字で表現 | 33-01 |
10進数 | 『0』~『9』の10個の数字で表現 | 33-01 |
8進数 | 『0』~『7』の8個の数字で表現 | 33-01 |
16進数 | 『0』~『9』の10個の数字と、『A』~『F』の6個の文字の16個で表現 | 33-01 |
基数 | 1桁で表現できる数 N進数の基数はN | 33-02 |
基数変換 | 別の基数の進数に変換すること | 33-02 |
2進数→10進数 | 一の位から順に\(2^0、2^1、2^2、2^3・・・\)を掛けて足し算 | 33-02 |
2進数→8進数 | 『3桁』に区切り、2進数→10進数→8進数に変換 | 33-02 |
2進数→16進数 | 『4桁』に区切り、2進数→10進数→16進数に変換 | 33-02 |
10進数→2進数 | 2で割り、最後の商と余りを並べる | 33-02 |
8進数→2進数 | 8進数の1桁を『3桁』の2進数に変換する | 33-02 |
16進数→2進数 | 16進数の1桁を『4桁』の2進数に変換する (A~Fは、10進数に置き換える) | 33-02 |
2進数の小数→10進数 | 2進数の小数第一位から順に 2^(-1) 、2^(-2) 、2^(-3)を・・・を掛けて足し算 | 33-02 |
2進数(8進数・16進数)加減乗除 | ①2進数(8進数・16進数)→10進数に変換 ②10進数で加減乗除 ③10進数→2進数(8進数・16進数)に変換 | 33-03 |
集合 | ある条件に基づいたデータ(物事)の集まり | 33-04 |
ベン図 | 集合の関係を視覚的に図示する表記法 | 33-04 |
和集合 | AまたはBの集合 『A or B』『A∪B』と表記 | 33-04 |
積集合 | AかつBの集合 『A and B』『A∩B』と表記 | 33-04 |
否定 | Aではないの集合のこと 『not A』『\(\bar A\)』と表記 | 33-04 |
論理演算 | 0または1(2進数1桁)の入力に対して、出力を計算する演算 | 33-05 |
真理値表 | 論理演算の入力と出力の関係をまとめた表 | 33-05 |
OR(論理和) | 入力のどちらか一方が1であれば、出力が1になる論理演算 論理式:\(A+B\) | 33-05 |
AND(論理積) | 入力の両方が1であれば、出力が1になる論理演算 論理式:\(A・B\) | 33-05 |
NOT(論理否定) | 入力を反転させて出力する論理演算 論理式:\(\bar A\) | 33-05 |
XOR(排他的論理和) | 入力が異なる場合、出力が1になる論理演算 論理式:\(\bar A・B+A・\bar B\) | 33-05 |
場合の数 | ある事柄に対して、全部で何通りの場合があるかのこと | 34-01 |
事柄が複数回起きる場合の数 | m通りの事柄がN回起きるときの場合の数 \(m×m×・・・m※=m^N[通り]\) \(※mのN回(個)掛け算\) | 34-01 |
複数の事柄が起きる場合数 | 事柄A(m通り)とB(n通り)が起きる場合の数 \(m×n[通り]\) | 34-01 |
順列 | データの集まり(n個)から任意の個数(r個)を並べた際の、並べ方の場合の数 \({}_nP_r=n×(n-1)×(n-2)×・・・×(n-r+1)\) ※最初がn、最後が(n-r+1)までのr個の掛け算 | 34-02 |
組み合わせ | データの集まり(n個)から任意の個数(r個)を選ぶ、選び方の場合の数 \(nCr=nPr/r!\) [補足]r!(rの階乗):rから1までの数を全て掛け算 | 34-03 |
ビット | 1つの『0』もしくは『1』の情報量の最小単位 表記:bitもしくはb | 35-01 |
バイト | ビットが8個集まった情報量の単位『8ビット=1バイト』 表記:ByteもしくはB | 35-01 |
表現できるデータ数 (nビット) | \(2^n[通り]\) | 35-01 |
T(テラ) | \(×10^12\) | 35-02 |
G(ギガ) | \(×10^9\) | 35-02 |
M(メガ) | \(×10^6\) | 35-02 |
k(キロ) | \(×10^3\) | 35-02 |
m(ミリ) | \(×10^{-3}\) | 35-02 |
μ(マイクロ) | \(×10^{-6}\) | 35-02 |
n(ナノ) | \(×10^{-9}\) | 35-02 |
p(ピコ) | \(×10^{-12}\) | 35-02 |
ディジタル化(A/D変換) | 音声などのアナログデータ(連続のデータ)を ディジタルデータに変換すること ①標本化(サンプリング)→②量子化→③符号化 | 35-03 |
標本化(サンプリング) | 一定の周期(サンプリング周期)でデータを抽出 | 35-03 |
量子化 | 抽出したデータを数値で置き換える | 35-03 |
符号化 | 数値を『0』『1』からなるディジタルデータに変換 | 35-03 |
アナログ波形に近い ディジタル化の条件 | ①標本化のサンプリング周期を短くする =サンプリング周波数(レート)を大きくする ②量子化の段階を多くする =符号化ビット数を多くする | 35-03 |
文字コード | 文字をデジタルデータ(数値)で表現するための文字と数値の対応関係 | 35-04 |
ASCII[アスキー] | アメリカ規格協会(ANSI)が規格化した文字コード 最も基本となる文字コード ※American Standard Code for Information Interchange | 35-04 |
Unicode | 世界の主要な言語で使われている文字を取り扱うための規格 全ての文字に一意な通し番号が与えられている ※Uni:一意 | 35-04 |
JISコード | JIS(日本工業規格)などが規格した文字コード ※Japanese Industrial Standards | 35-04 |
シフトJISコード (拡張JIS、SJIS) | マイクロソフト社などが規格した文字コード Windows、MacOS等で広く使われている | 35-04 |
EUC | Unix系OSで広く使われている文字コード ※Extended UNIX Code:拡張UNIXコード | 35-04 |
変数 | 1つのデータを格納するもの | 36-01 |
配列 | 複数のデータを連続的に格納するもの | 36-01 |
リスト | 複数のデータを順序づけて格納する | 36-01 |
木構造 | 階層を持つデータ構造 | 36-01 |
2分木 | 全ての枝が2本の木構造 | 36-01 |
スタック | データ(要素)が入ってきた順に、積み上げていくデータ構造 後に入れたデータが先に出てくる ・LIFO(Last In First Out:後入れ先出し法) ・プッシュ(挿入)、ポップ(取り出し) | 36-02 |
キュー | データ(要素)が入ってきた順に、並べていくデータ構造 先に入れたデータが先に出てくる ・FIFO(Fast In First Out:先入れ先出し法) ・エンキュー(挿入)、デキュー(取り出し) | 36-02 |
アルゴリズム | 与えられた目的を達成するための処理手順 | 37-01 |
流れ図 (フローチャート) | アルゴリズムを図として表現する記述方法 | 37-01 |
順次構造 | 処理を順番にするアルゴリズムの基本構造 | 37-01 |
選択構造 | 条件によって処理を選択するアルゴリズムの基本構造 | 37-01 |
繰返し構造 | 条件が満たされるまで、処理を繰り返すアルゴリズムの基本構造 | 37-01 |
探索 | 条件に合致するデータを探すアルゴリズム | 37-01 |
併合 (マージ) | データを一つにまとめるアルゴリズム | 37-01 |
整列 (ソート) | データの並びを整えるアルゴリズム | 37-01 |
高水準言語 | 人間が解釈しやすい形式で記述するプログラム言語 | 38-01 |
低水準言語 (機械語) | コンピュータが解釈しやすい形式で記述するプログラム言語 | 38-01 |
コンパイラ言語 | 高水準言語を機械語に一括で翻訳する言語 | 38-01 |
インタプリタ言語 | 高水準言語を機械語に少しずつ翻訳、並行してプログラムを実行言語 | 38-01 |
ロードモジュール | オブジェクトコードやライブラリを一つにまとめ、実行可能な形式 ソースコード→オブジェクトモジュール→ロードモジュール | 38-01 |
Java[ジャバ] | コンピュータの機種やOSに依存せず、ソフトウェア開発が可能な言語 | |
Java仮想マシン(JVM) | Javaのプログラムを実行するソフトウェアの環境 ハードウェアやOSの違いを吸収するため、Javaが異なる環境で実行できる ※Java Virtual Machine | |
Javaアプリケーション | 独立した単体ソフトウェアとして実行されるJavaの形式 | |
Javaアプレット | Webブラウザで実行されるJavaの形式 | |
Javaサーブレット | Webサーバで実行されるJavaの形式 | |
マークアップ言語 | 文書構造やレイアウト情報、文字のフォント及びサイズなどを指定できる言語 『<>と</>』で囲まれたタグと呼ばれる制御文字(目印)で記述する | 39-01 |
HTML | Webページを作成するために開発されたマークアップ言語 ※HyperText Markup Language | 39-01 |
XML | 利用者が目的に応じてタグを定義できるマークアップ言語 様々な種類のファイルフォーマットなどの定義に用いられる ※Extensible Hypertext Markup Language:拡張HTML | 39-01 |
SGML | HTMLとXMLの元になったマークアップ言語 ※Standard Generalized Markup Language | 39-01 |
制御装置 | 各装置を制御 例.プロセッサ・中央演算装置(CPU) | 40-01 |
演算装置 | データ、プログラムを処理 例.プロセッサ・中央演算装置(CPU) | 40-01 |
記憶装置 | データ、プログラムを保存 例.主記憶装置、補助記憶装置等 | 40-01 |
入力装置 | データを入力 例.キーボード、マウス等 | 40-01 |
出力装置 | データや処理結果を出力 例.ディスプレイ、プリンタ等 | 40-01 |
プロセッサ | コンピュータの制御・演算機能をもつ装置 装置中央演算装置(CPU:Central Processing unit)とも呼ばれる | 40-02 |
マルチコアプロセッサ | 複数のコアを持つプロセッサ(中央演算装置:CPU) 複数のコアで処理を同時に実行するので、処理能力が向上 ※プロセッサのコア数が N 倍になっても、処理速度が N倍にはならない | 40-02 |
シングルコアプロセッサ | 1つのコアをもつプロセッサ | 40-02 |
デュアルコアプロセッサ | 2つのコアをもつプロセッサ (マルチコアプロセッサの1つ) | 40-02 |
クアッドコアプロセッサ | 4つのコアをもつプロセッサ (マルチコアプロセッサの1つ) | 40-02 |
プログラムカウンタ | 次に実行する命令の主記憶アドレスを格納するプロセッサ内部の領域 | 40-02 |
GPU | 3次元グラフィックスの画像処理などをCPUに代わって高速に実行するプロセッサ ※Graphics Processing Unit | 40-02 |
クロック周波数 (動作周波数) | クロックと呼ばれる信号(処理を同期する)が1秒間に何回発生するかという数値 数値が大きいほど、処理速度が速いことを表すプロセッサの性能指標 ①1クロック当たりかかる時間[秒] =1[秒]÷クロック周波数[Hz] ②1命令にかかる時間[秒] =1命令にかかるクロック数[回]×1クロックにかかる時間[秒] ③1秒間の命令実行回数[回] =クロック周波数[Hz]÷1命令にかかるクロック数[回] | 40-03 |
ターボブースト | CPUのクロック周波数(動作周波数)を一時的に上げ、コアの処理速度を速くする技術 CPUの許容発熱量や消費電力量に余裕があるときに動作する | 40-03 |
主記憶 | CPUが実行するデータを記憶する記憶装置 | 41-01 |
DRAM | 主記憶に利用する半導体メモリ 特徴①:揮発性(電力供給が途絶えると、データが消失) 特徴②:リフレッシュが必要(定期的な電力供給が必要) ※Dynamic Random Access Memory | 41-01 |
キャッシュメモリ | 主記憶のアクセス速度を補助する記憶装置 | 41-02 |
SRAM | キャッシュメモリに利用する半導体メモリ 特徴①:揮発性(電力供給が途絶えると、データが消失) 特徴②:リフレッシュ(定期的な電力供給)が不要が必要 ※Static Random Access Memory | 41-02 |
1次/2次/3次キャッシュ | 複数のキャッシュメモリがあるときコアに近い方から、1次・2次・3次キャッシュとい ↑『CPUコアに近い』『アクセスが先』『高速』『容量小』 ・1次キャッシュ ・2次キャッシュ ・3次キャッシュ ↓『CPUコアに遠い』『アクセスが後』『低速』『容量大』 | 41-02 |
補助記憶 | 主記憶の記憶容量と揮発性を補助 ・不揮発性 ・磁気ディスク、光学ディスク、フラッシュメモリ | 41-03 |
HDD (磁気ディスク) | 電磁的・機械的に情報を読み書きする補助記憶装置 ・安くて、大容量だが、アクセス速度が遅い ・重く、うるさく、衝撃に弱い ※Hard Disk Drive | 41-03 |
SSD (フラッシュメモリ) | 電気的に半導体メモリで読み書きする補助器記憶装置 ・高くて、低用量だが、アクセス速度が速い ・軽く、静かで、衝撃に強い ※Solid State Drive | 41-03 |
光学ディスク | 光(半導体レーザー)によって、読み書きする補助記憶装 例.Blu-ray Disk(BD)、DVD、CD ・容量 大 > BD > DVD > CD >小 ・型 -R(追記型) -RW/-RE(書き換え型) -ROM(読み出し専用型) -RAM(PC向け書き換え型 | 41-03 |
フラッシュメモリ | 電気的に半導体メモリで情報で読み書きする補助記憶装置 例.SSD、SDカード、SSD | 41-03 |
ROM | ファームウェア(BIOS)を記憶している読出し専用のメモリ ・特徴:不揮発性 ※Read Only Memory | |
グラフィックスメモリ (VRAM) | PCのディスプレイに表示する文字や図形などのデータを格納する専用のメモリ ※Video RAM | |
入出力インターフェース | コンピュータと周辺機器でデータをやり取りするもの | 42-01 |
有線インターフェース | ケーブルの接続が必要な入出力インターフェース | 42-01 |
USB | コンピュータ周辺機器の接続に幅広く利用される有線インターフェース ・特徴:バスパワー、プラグアンドプレイ、ホットプラグ、On-The-GO ・世代と転送速度:速い>USB3.1>USB3.0> USB2.0>USB1.1>遅い ・複数のコネクタ形状(例.Type-A、Type-B、Type-C) | 42-01 |
IEEE1394 | 画像・動画データのやり取りに強い、有線インターフェース 特徴:バスパワー(※4ピンコネクタは非対応)、プラグアンドプレイ、ホットプラグ | 42-01 |
HDMI | 映像、音声及び制御信号を1本のケーブルで入出力するAV機器向けの有線インタフェース | 42-01 |
アナログRGB | 映像の色を赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)に分け、 アナログ信号として送る有線インターフェース | 42-01 |
DVI | コンピュータとディスプレイを接続する有線インターフェース | 42-01 |
DisplayPort | DVIの後継の有線インターフェース 映像、音声、制御信号を1本のケーブルで入出力可能 | 42-01 |
バスパワー | コンピュータから機器へ電力を供給する仕組み | 42-01 |
プラグアンドプレイ | コンピュータに機器を接続した際、必要プログラム(デバイスドライバ)を自動でインストールし、利用する仕組み | 42-01 |
ホットプラグ | コンピュータの電源を入れたまま、周辺機器の着脱できる仕組み | 42-01 |
On-The-GO | コンピュータを介さず機器同士を接続させて機能 | 42-01 |
デバイスドライバ | コンピュータに接続されている周辺機器を制御、操作するためのソフトウェア プラグアンドプレイの機器は自動的にインストールされる 通常は事前にデバイスドライバをインストールする必要がある | 42-01 |
無線インターフェース | ケーブルの接続が不要な入出力インターフェース | 42-02 |
RFID | 近距離で電波を使って通信をおこなう ※Radio Frequency IDentifier Radio Frequency :無線周波数、IDentifier:識別 | 42-02 |
NFC | RFIDの1つ 10cm程度の近距離で、電波を使って通信を行う ※Near Field Communication | 42-02 |
Bluetooth | 数m~数十程度の距離で電波(2.4GHz帯)使って行う | 42-02 |
IrDA | 赤外線を利用して通信を行う ※Infrared Data Association Infrared Data:赤外データ、Association:連携 | 42-02 |
IoTデバイス | IoTデバイスとは、インターネットに繋がっている機器 センサやアクチュエータなどから構成 ※Internet of Things | 42-03 |
センサ | 制御対象の状態(温度、圧力、光・・・)を検出し送信する機器 | 42-03 |
アクチュエータ | センサによって検出された状態に応じて、 物理的・機械的な動作として対応を実施する機器 | 42-03 |
光学センサ | 光で物体の大きさ、位置を検出するセンサ 例.改札の通行時の検知 | 42-03 |
赤外線センサ | 赤外線の光を電気信号に変換し、情報を検出するセンサ 例.TVとリモコン | 42-03 |
磁気センサ | 磁気の強さ、方向を検出できるセンサ 例.ノートPCやタブレットの開閉検出 | 42-03 |
加速度センサ | 加速度(速度の変化量)を検出できるセンサ 例.ゲームのモーションコントローラ | 42-03 |
ジャイロセンサ | 回転の大きさを計測できるセンサ 例.カメラの手ブレ補正 | 42-03 |
超音波センサ | 高い周波数の超音波によって、物体の距離を検出 例.魚群探知機 | 42-03 |
温度センサ | 温度を検出することができるセンサ 例.クーラーの温度検知 | 42-03 |
湿度センサ | 温度を検出することができるセンサ 例.クーラーの湿度検知 | 42-03 |
圧力センサ | 液体や気体の圧力を検出できるセンサ 例.気圧計 | 42-03 |
集中処理 | 1台のコンピュータで処理する形態 | 43-01 |
分散処理 | 複数台のコンピュータで処理する形態 処理の対象と対象の関係性で3つに分かれる 水平負荷分散、水平機能分散、垂直機能分散 | 43-01 |
水平負荷分散 | 順序性のない(独立)処理の負荷を分散 | 43-01 |
水平機能分散 | 順序性のない(独立)処理を機能で分散 | 43-01 |
垂直機能分散 | 順序性のある処理を機能で分散 | 43-01 |
レプリケーション | サーバのデータを他のサーバに複製し、同期をとること | |
デュアルシステム | 2台のコンピュータで同じ処理をするシステム | 43-02 |
デュプレックスシステム | 2台のコンピュータで現用系(実際に処理)と予備系(待機)に分かれるシステム | 43-02 |
クライアントサーバシステム | サーバとクライアントに分かれるシステム | 43-03 |
ピアツーピアシステム(P2P) | サーバとクライアントに分かれないシステム | 43-03 |
サーバ仮想化 | 1つのコンピュータ(物理サーバ)へ、仮想的に複数のコンピュータを実装する技術 | 43-04 |
仮想化 | 1つの物理マシンへ仮想的に複数のコンピュータを実装する技術 ・物理マシン=ホスト ・仮想マシン=ゲスト 仮想化の実装方式として、ホスト型、ハイパバイザ型、コンテナ型がある | 43-04 |
ホスト型 | 物理マシンのホストOSの上にホスト型の仮想化ソフトウェアをインストールする実装方式 | 43-04 |
ハイパバイザ型 | 物理マシンへハイパバイザ(ハイパバイザ型の仮想化ソフトウェア)をインストールする実装方式 | 43-04 |
コンテナ型 | 物理マシンのホストOSの上にコンテナエンジンをインストールする実装方式 | 43-04 |
VDI | 利用者がネットワークを経由し、サーバ上の仮想マシンのデスクトップ環境を利用する技術 ※Virtual Desktop Infrastructure:デスクトップ仮想化 | 43-05 |
シンクライアント | 最小限の機能のみもつクライアント端末(利用者の端末) VDIでのクライアント端末が該当 | 43-05 |
クラスタ | 複数のコンピュータを連結し、 1台の高可用性な仮想マシンとしたシステム構成 | 43-06 |
グリッドコンピューティング | 複数のコンピュータをネットワークで結び、 1台の高性能コンピュータのように利用するシステム構成 | 43-06 |
スーパーコンピュータ | 大量なプロセッサを搭載した、高性能なシステム構成 大規模な科学技術の計算などを超高速に処理に利用 | 43-06 |
スタンドアロン | ネットワークや他機器に接続せず、独立して機能するシステム | |
オンラインストレージ | インターネット(WAN)に接続したストレージ 利用者に貸し出すサービスが提供 例.OneDrive、Googleドライブ、iCloud | 43-07 |
NAS | LANに接続されたストレージ LANに接続されたPCからアクセス、データの共有が可能 | 43-07 |
RAID[レイド] | 複数のHDDをを1台のHDDのように認識させたストレージの構成技術 データ分散して書き込み、高速性や耐故障性を高めることが可能 特性の異なる複数の方式が存在 ※Redundant Arrays of Independent Disks ※Redundant:冗長な、Independent:独立した⇒独立したHDDの冗長構成 | 43-08 |
RAID0 | 2台以上のHDDで高速性 ※別称:ストライピング | 43-08 |
RAID1 | 2台以上のHDDで耐故障性(信頼性) ※別称:ミラーリング | 43-08 |
RAID5 | 3台以上のHDDで高速性と耐故障性(信頼性) ※別称:パリティ付きストライピング | 43-08 |
パリティ情報 | データの1の個数が「偶数のとき⇒0」、「奇数のとき⇒1」を行と列に付与するもの データと付与したパリティ情報の関係性から、破損を検出し、訂正することが可能 | 43-08 |
バッチ処理 | 一定期間又は一定量のデータを一括で処理 | |
リアルタイム処理 | データの処理要求があれば即座に処理 | |
対話型処理 | コンピュータが利用者に入力を要求し、処理を進める | |
ベンチマークテスト | 同一の処理にかかった時間等で、性能を評価、相対比較するテスト | 44-01 |
SPEC | 公平なシステム評価のベンチマーク(指標)を作成・結果の公開を目的とした団体 ※Standard Performance Evaluation Corporation:標準性能評価法人 | 44-01 |
ターンアラウンドタイム | 入力を与えてから応答し、出力の完了までの時間 | 44-01 |
レスポンスタイム | 入力を与えてから応答までの時間 | 44-01 |
スループット | 単位時間当たりに処理できる件数 | 44-01 |
ボトルネック | システムの全体の処理速度に影響を及ぼす、処理速度遅い原因部分 | 44-01 |
稼働率 | システム運用の総時間における稼働時間の割合 \(総稼働時間 \above 1pt 総運用時間\) \(={MTBF \above 1pt MTBF+MTTR}\) | 44-02 |
故障率 | システム運用の総時間における稼働時間の割合 \(総故障時間 \above 1pt 総運用時間\) \(={MTTR \above 1pt MTBF+MTTR}\) | 44-02 |
MTBF | システムが稼働してから、故障するまでの平均時間 =稼働時間の平均値 ※Mean Time Between Failures \(総稼働時間 \above 1pt 稼働回数\) | 44-02 |
MTTR | システムが故障してから、復旧(稼働)までの平均時間 =故障時間の平均値 ※Mean Time To Repair \(総故障時間 \above 1pt 故障回数\) | 44-02 |
直列システム | 複数の装置が一直線で接続される形態 全ての装置が稼働している場合のみ、システムが稼働 \(稼働率=A_1×A_2×・・・×A_N\) ※\(A_N:装置_N\)の稼働率 | 44-03 |
並列システム | 複数の装置が分岐して接続される形態 ひとつの装置が稼働していれば、システムが稼働 \(稼働率=1-(1-A_1)×(1-A_2)×・・・×(1-A_N)\) | 44-03 |
フォールトアボイダンス [fault avoidance] | システムの故障を限りなくゼロに近づける設計 ※avoidance:回避 | 44-04 |
フォールトトレラント [fault tolerant] | 故障しても、全ての機能を維持できるようにしておく設計 ※tolerant:耐性のある | 44-04 |
フェールソフト [fail-soft] | 故障した際に、必要最小限の機能を維持する設計 | 44-04 |
フェールセーフ [fail-safe] | 故障した際に、システムを安全な状態にする設計 | 44-04 |
フールプルーフ [foolproof] | 人間が操作を誤っても、システムの安全性と信頼性を保持する設計 | 44-04 |
TCO | システムの導入~廃棄までのコストの総額 TCO=初期コスト+運用コスト ※Total Cost of Ownership | 44-05 |
初期(イニシャル)コスト | システムの導入に関わる費用 | 44-05 |
運用(ランニング)コスト | システムの運用に関わる費用 | 44-05 |
バスタブ曲線 | システムの時間経過と故障頻度の関係を表した曲線 | |
オペレーティングシステム(OS) | タスク(アプリケーションの処理)にコンピュータ資源を割り当てる基本ソフトウェア | 45-01 |
タスク管理 | タスクを実行管理する機能 | 45-01 |
マルチタスク | タスクを並列で処理するタスク管理の機能 | 45-01 |
マルチスレッド | スレッド(タスクを細分化した単位)を並列で処理するタスク管理の機能 | 45-01 |
メモリ管理 | タスク実行時にメモリ領域を管理する機能 | 45-01 |
仮想記憶 | 主記憶の容量以上が必要な大きなタスクを実行するメモリ管理の機能 | 45-01 |
OSの種類 | Windows、macOS、Unix、Linux、Android、iOS等 | 45-02 |
マルチブート | 1台のコンピュータに複数のOSをインストールすること | 45-02 |
デュアルブート | 1台のコンピュータに2つのOSをインストールすること | 45-02 |
ソフトウェアの実行順序 | ①BIOS→②OS→③デバイスドライバ→④アプリケーション | |
64ビット・32ビットCPU向けOS | 64ビットCPU、32ビットCPU向け両方のOSが提供 | |
CUIとGUIのOS | OSによっては、CUIとGUIの両方がある | |
起動ディスク | 通常はハードディスク、障害時にはUSBメモリ、CDなどに設定し、OSを起動できる | |
ディレクトリ | 補助記憶装置上のファイルの入れ物で、ツリー構造をとる | 46-01 |
ルートディレクトリ | 1番上のディレクトリのこと、『/(スラッシュ)』で表記 | 46-01 |
カレントディレクトリ | 操作の対象となっているディレクトリのこと、『.(ドット)』で表記 | 46-01 |
パス指定 | 目的のファイルがどこにあるかを示すこと | 46-02 |
絶対パス指定 | ルートディレクトリから目的のファイルまでの経路 表記: /ディレクトリ/ファイル | 46-02 |
相対パス指定 | カレントディレクトリから目的のファイルまでの経路 表記(下): ./ディレクトリ/ファイル もしくは ディレクトリ/ファイル 表記(上): ../ディレクトリ/ファイル | 46-02 |
バックアップ | 障害に備えてデータを他の記憶媒体に保存すること | 46-03 |
フルバックアップ | 全てのデータを保存すること 復旧時:最新のフルバックアップ | 46-03 |
差分バックアップ | フルバックアップからの追加分を保存すること 復旧時:最新のフルバックアップと最新の差分バックアップ | 46-03 |
増分バックアップ | 直近のバックアップからの追加分を保存すること 復旧時:最新のフルバックアップと全ての増分バックアップ | 46-03 |
バックアップにかかる時間 | 長>フル>差分>増分>短 ※バックアップのデータ量に比例 | 46-03 |
復旧にかかる時間 | 長>増分>差分>フル>短 ※バックアップのファイル数に比例 | 46-03 |
アーカイブ | 長期的な保存を目的とし、データをひとまとめにし保存すること | 46-03 |
ソフトウェアパッケージ | 既に完成品として販売されているソフトウェア | 47-01 |
文書作成ソフト | 文書を作成するソフトウェアパッケージ 例.Microsoft Office Word | 47-01 |
表計算ソフト | 文書を作成するソフトウェアパッケージ 例.Microsoft Office Excel | 47-01 |
プレゼンテーションソフト | 文書を作成するソフトウェアパッケージ 例.Microsoft Office PowerPoint | 47-01 |
ワークシート | 表計算ソフトの作業スペース | 47-02 |
セル | 表計算ソフトのワークシートを構成する1つのマス | 47-02 |
行 | 横方向のセルの集まり | 47-02 |
列 | 横方向のセルの集まり | 47-02 |
和(足し算) | +(プラス) 例. 5+2 | 47-02 |
差(引き算) | -(マイナス) 例. 5-2 | 47-02 |
乗(掛け算) | *(アスタリスク) 例. 5*2 | 47-02 |
除(割り算) | /(スラッシュ) 例. 5/2 | 47-02 |
べき乗 | ^(ハットマーク) 例. \(5^2\) | 47-02 |
参照 | セルの位置を列と行で指定すること | 47-03 |
相対参照 | 計算式を複写した場合、参照するセルの位置は自動的に調整されること | 47-03 |
絶対参照 | 計算式で特定のセルの位置を必ず参照させること セルの行または列、もしくは両方に『$(ドル)』を付与する ・$A$1:行と列の絶対参照 ・A$1:行の絶対参照 ・$A1:列の絶対参照 | 47-03 |
関数 | 表計算ソフトであらかじめ定義された計算式 | 47-04 |
引数 | 計算にひつような関数の入力 | 47-04 |
戻り値 | 関数の計算結果の出力 | 47-04 |
合計 | 合計(A1:A10) A1~A10セルの合計を求める | 47-04 |
平均 | 平均(A1:A10) A1~A10セルの平均を求める | 47-04 |
最大 | 最大(A1:A10) | 47-04 |
最小 | 最小(A1:A10) A1~A10セル中の最大値を返す | 47-04 |
整数部 | 整数部(A1) A1セルの整数部を返す 例.整数部(1.5)→1 | 47-04 |
剰余 | 剰余(A1,B1) A1セル÷B1セルの余りを返す 例.剰余(9,4)→1 ※9÷4=2 余り1 | 47-04 |
個数 | 個数(A1:A10) A1~A10セルで空白でないセルの個数を返す | 47-04 |
条件付き個数 | 条件付き個数(A1:A10,条件) A1~A10セルで条件を満たす小さいセルの個数を返す 例.条件付き個数(A1:A10,>5)5より大きいセルの個数 | 47-04 |
論理積 | 論理積(条件1,条件2,・・・) 全ての条件を満たす場合『true』 条件を1つ以上満たさない場合は『false』を返す | 47-04 |
論理和 | 論理和(条件1,条件2,・・・) 条件を1つ以上満たす場合『true』 すべての条件を満たさない場合『false』を返す | 47-04 |
IF | IF(条件、戻り値1、戻り値2) 条件を満たす場合、『戻り値1』 条件を満たさない場合、『戻り値2』を返す | 47-04 |
オープンソースソフトウェア(OSS) | ソースコード(プログラム言語で書かれたテキスト)を公開しているソフトウェアのこと | 48-01 |
オープンソースの定義(OSD) | オープンソフトウェアが満たすべき条件をまとめたもの ※The Open Source Definition | 48-01 |
-公開 | ・ソースコードを公開する ・著作権はある(放棄されていない) | 48-01 |
-利用 | ・自己責任で利用→無保証(バグ、セキュリティなど)が原則 ・利用分野、利用者(個人・グループ)を制限しない | 48-01 |
-改変/作成/再配布 | ・ソースコード改変と派生ソフトウェア作成、再配布は制限しない ・ソフトウェアの再配布や保証(サポート)は有料・無料どちらでもよい | 48-01 |
-その他 | ・複数のライセンス形態(公開・改変・再配布等の細かい条件)があり、条件に従う | 48-01 |
Linux | OSのオープンソースソフトウェア | 48-01 |
Android | 携帯端末用のOSのオープンソースソフトウェア | 48-01 |
Firefox | ウェブブラウザのオープンソースソフトウェア | 48-01 |
Thunderbird | 電子メールのオープンソースソフトウェア | 48-01 |
OpenOffice | オフィスツールのオープンソースソフトウェア | 48-01 |
Apache [アパッチ] | ウェブサーバのオープンソースソフトウェア | 48-01 |
MySQL | DBMS(データベースマネジメントシステム)のオープンソースソフトウェア | 48-01 |
PostgreSQL [ポストグレSQL] | DBMS(データベースマネジメントシステム)のオープンソースソフトウェア | 48-01 |
キーボード | 文字の書かれたキーを指で押し、文字を入力 | 49-01 |
-エンターキー | 改行コードの入力、日本語入力変換で変換を確定させるキー | 49-01 |
-ファンクションキー | アプリケーションやOSごとに特定の機能を割り当てられたキー | 49-01 |
-テンキー | 数字キーと演算に関連するキーをまとめた部分のこと | 49-01 |
マウス | 画面上のマウスポインタを動かし、位置を入力 | 49-01 |
タブレット | ペン型の器具を使って、画面上の位置を入力 | 49-01 |
タッチパネル | 指で触れることで、画面上の位置を入力 | 49-01 |
-マルチタッチ | 複数の箇所をタッチして操作すること | 49-01 |
スキャナ | 画像を読み取ってディジタルデータに変換 | 49-01 |
OCR | スキャナで読み取った画像の文字を文字データに変換 ※OCR(Optical Character Reader:光学的文字認識) | 49-01 |
OMR | スキャナでマーク(バーコードやマークシート)を読み取る ※OMR(Optical Mark Reader:光学式マーク読取装置) | 49-01 |
Webカメラ | 撮影した映像をリアルタイムに配信できるビデオカメラ | 49-01 |
レーザプリンタ | 感光ドラムにレーザーで印刷イメージを作り、粉末インク(トナ一)を付着させて紙に転写、定着させる方式(主に、ビジネス用) | 49-02 |
インクジェットプリンタ | 紙にインクを吹き付けることで印刷する方式(主に、家庭用) | 49-02 |
ドットインパクトプリンタ | 圧力に反応するカーボン紙やノンカーボン紙に印刷する方式(主に、伝票・申込書) | 49-02 |
感熱式プリンタ | 熱に反応する感熱紙を利用して印刷する方式(主に、レシート) | 49-02 |
3D プリンタ | 3次元データを用いて立体物を出力 | 49-02 |
ディスプレイ | 画面を発光させて出力 | 49-02 |
プロジェクタ | 光を照射することで、投影面に像を出力 | 49-02 |
dpi(dot per inch) | 1インチ当たりのドット数の意味、プリンタ、スキャナの解像度を表す単位 | 49-02 |
ppi(pixels per inch) | 1インチ当たりのピクセル数の意味、ディスプレイの解像度を表す単位 | 49-02 |
総画素数 | ディスプレイは『横の画素数×縦の画素数』と通称による表記が一般的 (VGA、XGA、HD、2K、4K、8K等) | 49-02 |
ppm(pages per minute) | プリンタが1分間に印刷できるページ数を表す単位 | 49-02 |
ブレードサーバ | CPUやメモリを搭載したボード型のコンピュータを、専用の筐(きょう)体に複数収納して使う | |
汎用コンピュータ | 企業などにおいて、基幹業務を対象として、事務処理から技術計算までの幅広い用途に利用されている大型コンピュータ | |
アクティビティトラッカ | 歩数や運動時間、睡眠時間などを、搭載されたセンサによって計測するウェアラブル機器 | |
ヒューマンインターフェース | 人間とコンピュータとの接続部分 人間とコンピュータが情報をやり取りする手段のことも指す | 50-01 |
CUI | 文字でやり取りを行うヒューマンインタフェース ※Character-based User Interface 例.Windowsのコマンドプロンプト | 50-01 |
GUI | グラフィカル(視覚的)な要素でやり取りを行うヒューマンインタフェース ※Graphical User Interface 例.Windows OS、MacOS | 50-01 |
VUI | 声によってやり取りを行うヒューマンインタフェース ※Voice User Interface 例.Google nest hub、Amazon Echo show | 50-01 |
ジェスチャーインタフェース | 手や指の動きによってやり取りを行うヒューマンインタフェース 例.任天堂 Switch | 50-01 |
ウィンドウ | 各ソフトウェアに割り当てられた操作画面 | 50-02 |
アイコン | ソフトウェアなどを表す小さな画像 | 50-02 |
プッシュボタン | 質問に対する応答をする | 50-02 |
ラジオボタン | 複数の選択肢から1つ選ぶ | 50-02 |
チェックボックス | 複数の選択肢から複数選ぶ | 50-02 |
リストボックス | 複数の選択肢をリスト状に並べたもの | 50-02 |
ダイヤログボックス | エラーメッセージを表示したり、少量のデータを入力を促す | 50-02 |
プルダウンメニュー | 動作(クリック・カーソルオン)で選択可能な項目の一覧を表示 | 50-02 |
ポップアップメニュー | 指示した位置に出現する操作メニュー | 50-02 |
メニューバー | 機能などを表す項目を列挙したもの | 50-02 |
スクロールバー | ウィンドウに表示が収まらない場合に右や下に現れる棒 | 50-02 |
プログレスバー | タスクの進捗を表すバー | 50-02 |
ヘルプ機能 | トラブル解決するために解説を表示する機能 | 50-02 |
サムネイル | 多数の画像を本来サイズより小さくし、一覧にしたもの | 50-02 |
Webユーザビリティ | 訪問者にとって利用しやすいWebサイトを設計すること | 51-01 |
CSS | Webサイトの見た目をデザインする言語(スタイルシート言語) ※Cascading Style Sheets | 51-01 |
モバイルファースト | スマートフォンで表示した際に、デザインが崩れないようなWebサイトを設計すること | 51-01 |
パンくずリスト | Webページを階層順にリストアップしてリンクしたもの | 51-01 |
Webアクセシビリティ | 誰にとっても利用しやすいWebサイトを設計すること | 51-01 |
ユニバーサルデザイン | 文化、言語、年齢及び性別、障害の有無や能力の違いに関わらず、快適な利用を目指した設計 (Webアクセシビリティはこの考えに基づく) | 51-01 |
ピクトグラム | 情報を通知するためイラスト(マーク)のこと | 51-01 |
RSS | Webサイトのニュースやブログなどの内容の要約などを配信するため技術 ※Rich Site Summary | |
トラックバック | Webサイトへのリンクを張ると、リンクが張られた相手に通知する仕組み | |
Webコンテンツ | Web上のコンテンツの総称 | 52-01 |
マルチメディア | 文字だけでなく静止画像や動画、音声など複数の情報をまとめたコンテンツ | 52-01 |
ハイパーメディア | マルチメディアの各種情報をリンクさせた形態 ⇔ハイパーテキスト(リンク):文字情報をリンクさせること | 52-01 |
ストリーミング | データを受信しながら同時に再生を行う方式 | 52-01 |
キャプチャカード | 外部から映像信号や音声信号を取り込み、パソコンで扱える形式の動画データに変換して保存する拡張カード | |
DRM | コンテンツの著作権を保護し、利用や複製を制限する技術の総称 ※Digital Rights Management:デジタル著作権管理 | 52-02 |
CPRM | ディジタルコンテンツを記録メディアに一度だけ複製することを許容する技術 ※Content Protection for Recordable Media | 52-02 |
圧縮 | データ量を小さくすること | 52-03 |
伸張 | データ量を元に戻すこと | 52-03 |
可逆圧縮 | 完全に元に戻せる圧縮 | 52-03 |
非可逆圧縮 | 完全に戻すことができない圧縮 | 52-03 |
ZIP | 可逆圧縮のファイル形式 | 52-03 |
エンコード | データを特定の形式に変換すること 例.マルチメディアのファイル形式変換、圧縮、暗号化 | 52-03 |
デコード | エンコードされたデータを元にもどすこと 例.伸張、復号 | 52-03 |
BMP | Windows標準形式、圧縮しない(フルカラー) ※Bitmap | 52-04 |
JPEG | 圧縮率が高い、不可逆圧縮(フルカラー) ※Joint Photographic Experts Group | 52-04 |
PNG | 劣化無しで圧縮、可逆圧縮(フルカラー) ※Portable Network Graphics | 52-04 |
GIF | 256色まで、可逆圧縮 ※Graphics Interchange Format | 52-04 |
AVI | Windows標準動画形式 ※Audio Video Interleave | 52-04 |
MPEG | 国際規格の動画・音声の圧縮方式の総称 ※Moving Picture Experts Group | 52-04 |
MP3 | MPEGを利用した音声の規格 ※MPEG Audio Layer-3 | 52-04 |
MIDI | 電子楽器の演奏音声データのやりとりの規格 ※Musical Instrument Digital Interface | 52-04 |
コンピュータの環境に依存せず、 作成したとおりに文書を表示できる ドキュメントのファイル形式 ※Portable Document Format | 52-04 | |
HTML5 | Webページ記述のマークアップ言語であるHTMLのver5 ※Hypertext Markup Language | |
光の3原色 (RGB) | 赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つで表現 全て合わさると白 | 53-01 |
色の3原色(CMY) | シアン(Cyan:水色)、マゼンダ(Magenta:赤紫)、 イエロー(Yellow:黄色)の3つで表現 全て合わさると黒 | 53-01 |
色相 | 色合いのこと(赤・緑・青・黄色・・・・) | 53-01 |
明度 | 色の明るさ | 53-01 |
彩度 | 色の鮮やかさ | 53-01 |
画素 | 画像表現する最小単位 | 53-02 |
解像度 | 1インチあたりの画素数 単位は、[ppi(pixel per inch)] | 53-02 |
階調 | 画素が表現可能な色の段階数 | 53-02 |
フルHD | 横と縦の画素数が「1,920×1,080」である映像の規格 | 53-02 |
4K | 横と縦の画素数が「3,840×2,160」である映像の規格 対フルHD:横と縦の画素数)2倍、総画素数)4倍 | 53-02 |
8K | 横と縦の画素数が「1,920×1,080」である映像の規格 対フルHD:横と縦の画素数)4倍、総画素数)16倍 | 53-02 |
ペイント系ソフトウェア ラスタ画像 | 画素(ピクセル)毎の色の情報で描画、拡大すると画像が劣化 ※Photoshop | 53-03 |
ドロー系ソフトウェア ベクタ画像 | 直線や曲線などの数式で描画、拡大しても画像が劣化しない ※Illustrator | 53-03 |
コンピュータグラフィックス (CG:Computer Graphics) | コンピュータで画像や動画を作る技術 | 53-04 |
バーチャルリアリティ (VR:Virtual Reality) | 3D映像、360度映像、音響などを組み合わせ、現実のように体験させる技術 | 53-04 |
拡張現実 (AR:Augmented Reality) | 現実の世界にCGを組み合わせる技術 | 53-04 |
3D | 3次元(縦・横・高さ)のこと。 | |
シミュレータ | コンピュータ上で、現象や物体などを模擬するシステム | |
データベース | 用意に活用するため情報の集まり | 54-01 |
関係データベース | 表形式で表現、表の共通項目で関係づける ※別名:リレーショナルデータベース(Relational DataBase:RDB) | 54-01 |
階層型データベース | 1対多の親子関係で表現 ※別名:ツリー型データベース(Hierarchical DataBase:HDB) | 54-01 |
網型データベース | 多対多の親子関係で表現 ※別名:ネットワーク型データベース(Network DataBase:NDB) | 54-01 |
DBMS (データベース管理システム) | データベースを管理・利用するためのソフトウェア ①データベースの定義 ②データ操作 ③同時実行制御(排他制御) ※DataBase Management System | 54-02 |
RDBS (関係データベース管理システム) | 関係データベースのデータベース管理システム ※Relational DataBase Management System | 54-02 |
NoSQL | ビックデータ操作に適切なSQLを利用しないデータベース管理システム | 54-03 |
データベース構築の工程 | ①対象業務の分析 ②データ項目洗い出し ③表の作成 ④レコード挿入 | 55-01 |
データクレンジング | データベースの不適切な箇所の削除や修正をすること | 55-01 |
テーブル | 関係データベースの表のこと | 55-02 |
フィールド | テーブルの縦の列 | 55-02 |
レコード | テーブルの横の行 | 55-02 |
主キー | 1つのレコードを特定するフィールド テーブルに1つだけ設定 複数のフィールドで主キーとしてもよい | 55-02 |
一意性制約 | 主キーの値にテーブル内で同一のものがない | 55-02 |
NOT NULL制約 | 主キーの値にNULLがない | 55-02 |
外部キー | 複数のテーブルを関係づけるフィールド テーブルに複数設定 | 55-02 |
参照制約 | 外部キーの値が、関係づけるテーブル(表)の主キーの値に存在する | 55-02 |
インデックス | レコードの検索を高速化するためのテーブル | 55-02 |
正規化 | データの重複を排除し、テーブルを分割すること メリット①:維持管理が容易(保守性が高い)になる メリット②:データ更新時の不整合(矛盾)の発生を抑える | 55-03 |
E-R図 | データ(エンティティ・実体)同士の関係を整理して表現する図 ・データを四角、データの関係性を線もしくは矢印で表現 ・1対1の関係の場合は、線で結ぶ ・多の関係の場合はそのデータに矢印の方向を向ける | 55-04 |
関係演算 | テーブル(表)から目的のデータを取り出す操作 | 56-01 |
選択 | 条件に合致したレコード(行)を取り出す | 56-01 |
射影 | 条件に合致したフィールド(列)を取り出す | 56-01 |
結合 | 複数のテーブルを、共通するフィールドの値で連結する | 56-01 |
集合演算 | 2つのテーブル(表)で集合の法則を利用したデータの操作 | 56-02 |
和 | 2つのテーブル(表)の全てのレコード(行)を取り出す | 56-02 |
積 | 2つのテーブル(表)の共通するレコード(行)を取り出す | 56-02 |
差 | 2つのテーブル(表)の一方だけにあるレコード(行)を取り出す | 56-02 |
ソート | データの順番を並び変える操作、降順と昇順がある | 56-03 |
降順 | データの値が大きいものから小さいものへ並べる | 56-03 |
昇順 | データの値が小さいものから大きいものへ並べる | 56-03 |
ワイルドカード | 任意の文字を指定できる特殊な記号 「?」「_(アンダーバー)」:任意の1文字(0文字は不可) 「*(アスタリスク)」、「%」:0文字以上の任意の文字列(0文字でも可) | 56-03 |
トランザクション | データベースに対する一連の処理を1つにまとめたもの | 57-01 |
ACID特性 | トランザクション処理が満たすべき4つの特性 原子性(Atomicity)、一貫性(Consistency)、隔離性(Isolation)、耐久性(Durability)の4つの頭文字 | 57-01 |
原子性 | トランザクション処理が正常な場合に更新(コミット)、 異常な場合は元に戻す(ロールバック)特性 ※Atomicity | 57-01 |
一貫性 | トランザクション処理により、データが矛盾せず、整合性が保たれる特性 ※Consistency | 57-01 |
隔離性 | 複数のトランザクション処理を同時にしても、データの整合性が保たれる特性 ※Isolation | 57-01 |
耐久性 | 障害が生じても、トランザクション処理の結果が失われない特性 ※Durability | 57-01 |
トランザクション | 関連する一連の処理をまとめたもの | 57-02 |
排他制御 (排他制御) | データへ複数のアクセスがあった場合、データの整合性(一貫性)を保つ機能 データをロックすることで実現 | 57-02 |
デッドロック | 同時実行制御(排他制御)により、複数のトランザクションがロックの解除を待ち続ける状態 | 57-02 |
分散データベース | 複数のデータベースが、1つのデータベースとして振る舞う仕組み | 57-03 |
2相コミットメント | 分散データベースのデータベース間の整合性をとるための制御 | 57-03 |
ジャーナル | データベースの更新前と更新後の履歴のファイル ログファイルとも呼ばれる | 57-04 |
ロールバック | データベースを更新前ログにより、元の状態に戻すこと | 57-04 |
ロールフォワード | データベースを更新後ログにより、障害直前の状態に戻すこと | 57-04 |
チェックポイント | データベースの更新前や更新後の時点のこと | 57-04 |
LAN | 狭い範囲(同一の建物の中など)で通信するネットワーク ※Local Area Network | 58-01 |
WAN | LAN同士を接続するネットワーク 通信事業者の提供する回線サービスを利用 ※Wide Area Network | 58-01 |
LANケーブル | 通信するためのケーブル | 58-01 |
ネットワークインターフェースカード (NIC) | LANケーブルを接続し、通信を行うカード | 58-01 |
ハブ | LANケーブルをまとめる集線装置 | 58-01 |
スター接続 | ハブを中心に複数の通信機器を接続する形態 | 58-01 |
リンクランプ | 物理的に正常に接続した場合、点灯するランプ | 58-01 |
PoE | LANケーブルを介して端末に給電する技術 | |
輻輳 | 通信が急増し、ネットワークの許容量を超え、つながりにくくなること | |
伝送速度[単位:bps] | 1秒間で転送できるデータ量のこと ※bit per second | |
無線AP (アクセスポイント) | 電波を送受信する装置 | 58-02 |
ESSID | 無線LANのネットワーク(無線AP)を識別する文字列 | 58-02 |
IEEE802.11 [アイトリプルイー802.11] | 無線LANの規格 | 58-02 |
インフラストラクチャーモード | 無線APを介して通信 | 58-02 |
アドホックモード | 端末が直接通信 | 58-02 |
Wi-Fi | IEEE 802.11の相互通信を保証するブランド名 | 58-02 |
Wi-Fi Direct | 端末が直接通信するアドホックモードを改良した通信規格 | 58-02 |
メッシュWi-Fi | 複数の無線APを利用し、通信距離を長く、障害物を回避するWi-Fi | 58-02 |
スイッチ | LANの中で受信したデータ(フレーム)を宛先MACアドレスに転送する中継装置 | 58-03 |
MACアドレス | 各ネットワーク機器に割り当てた世界で一意の固有のアドレス 48ビットを16進数の12桁で表現し、前半が製造メーカ番号、後半が製品番号 | 58-03 |
ルータ | 異なるネットワーク(LANとWAN)を相互接続し、 受信したデータ(パケット)の宛先IPアドレスに転送する中継装置 | 58-03 |
デフォルトゲートウェイ | 他のネットワークへの出口の役割 ルータのLAN側のIPアドレスを設定 | 58-03 |
プロキシ (プロキシサーバー) | LANの通信端末に代わってインターネット接続をするサーバー | 58-03 |
広域イーサネット | LAN同士を直接相互接続させるサービス | |
IoTエリアネットワーク | IoTデバイスとゲートウェイから構成されるネットワーク | 58-04 |
ゲートウェイ | IoTデバイスとWANのプロトコル(通信のルール)の変換を行う | 58-04 |
BLE | Bluetoothの拡張仕様で、省電力で通信する技術 ※Bluetooth Low Energy | 58-04 |
LPWA | 省電力、広域(最大数十km)の通信が可能な無線ネットワーク技術の総称 ※Low Power Wide Area | 58-04 |
エッジコンピューティング | IoTデバイスの近くにサーバーを配置し、処理を行う技術 | 58-04 |
5G | LTEよりも高速、多くの端末が接続できる移動体通信規格 | 58-04 |
通信プロトコル | 異なる環境のコンピュータ同士が通信するためのルール | 59-01 |
TCP/IP | インターネットで標準利用される通信プロトコルの体系 ※Transmission Control Protocol / Internet Protocol | 59-01 |
ポート番号 | 通信プロトコルでの情報の出入り口を示す数字 | 59-01 |
HTTP | WebサーバとWebクライアント(ブラウザ)間でデータを送受信するプロトコル ※Hyper Text Transfer Protocol | 59-02 |
HTTPS | HTTPの通信をSSL/TLSで暗号化し、データを送受信 ※HTTP over SSL/TLS | 59-02 |
SSL | データの暗号化プロトコル ※Secure Sockets Layer | 59-02 |
TLS | データ暗号化プロトコル(SSLの後継) ※Transport Layer Security | 59-02 |
FTP | サーバ側で利用者認証(アカウント名・パスワード)し、ファイルを転送 ※File Transfer Protocol | 59-02 |
anonymous FTP | サーバ側で利用者認証をせずに、誰でも利用できるFTP ※anonymous File Transfer Protocol ※anonymous:匿名の | 59-02 |
SMTP | メールの送信プロトコル ※Simple Mail Transfer Protocol | 59-02 |
POP [ポップ] | メール受信プロトコル メール受信時にクライアント側にメールをダウンロードする ※Post Office Protocol | 59-02 |
IMAP [アイマップ] | メールの受信プロトコル メールサーバに保管したままなので、複数のPCからメールを確認できる ※Internet Message Access Protocol | 59-02 |
NTP | ネットワークを通じて、時刻の情報を送受信するプロトコル ※Network Time Protocol | 59-02 |
DHCP | PCなどの端末へIPアドレスを自動的に割り当てるプロトコル ※Dynamic Host Configuration Protocol | 59-02 |
IPアドレス | ネットワークに接続しているコンピュータを識別する番号 | 60-01 |
プライベートIPアドレス | LAN内で利用できるIPアドレス、自由に付与 | 60-01 |
グローバルIPアドレス | インターネットで利用できるIPアドレス、世界で1つ | 60-01 |
NAT | プライベートアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換する技術 ※Network Address Translation | 60-01 |
ICANN [アイキャン] | 世界のグローバル IP アドレスを管理する組織 ※Internet Corporation for Assigned Names and Numbers | 60-01 |
JPNIC [ジェーピーニック] | 日本のグローバルIPアドレスを管理する組織 (ICANNの構成組織の1つ) ※Japan Network Information Center | 60-01 |
IPv4 | 32ビット長で8ビット毎に『.(ピリオド)』10進数 | 60-02 |
IPv6 | 128ビット長(IPv4の4倍)で16ビット毎に『:(コロン)』16進数 IPv4のグローバルアドレスの在庫(43億個)枯渇のため、追加 | 60-02 |
サブネットマスク | ネットワークアドレスとホストアドレスの境目を表す | 60-02 |
URL | インターネット上の情報元(リソース)を表すアドレス ※Uniform Resource Locator | 60-03 |
ドメイン名 | IPアドレスを文字に置き換えたもの | 60-03 |
DNS | ドメイン名(ホスト名を含む)とIPアドレスを対応付けて管理するシステム ※Domain Name System | 60-03 |
同報メール | メールを同時に複数の宛先に送ること | 60-04 |
from | メールの送信元 | 60-04 |
to | メールの正規の宛先 | 60-04 |
cc | メールのコピーを送る宛先 ※Carbon Copy | 60-04 |
bcc | メールのコピーを送る宛先 TO、CCには、BCCのアドレスは公開されない ※Blind Carbon Copy | 60-04 |
メーリングリスト | リストに登録した全員に同報メールを送ることのできるメールアドレス | 60-04 |
テキスト形式 | 装飾なしの純粋な文字のみ(プレーンテキスト) (一般利用、ビジネス) | 60-04 |
HTML形式 | 表示される文字の大きさや色などの書式を指定 (メールマガジン、プロモーション) | 60-04 |
MIME | ファイルを添付したメール等を送るための技術 ※Multipurpose Internet Mail Extensions | 60-04 |
ウェブメール | Webサイトでメールの送受信や管理を行うサービス 例.Gmail、Yahoo!メール | 60-04 |
RSSリーダー | 登録したWebサイトの見出しや要約の情報(フィード)の更新状況の取得し、一覧表示するソフトウェアまたはサービス 例.feedly | 60-05 |
cookie | 訪問者のコンピュータに、一時的なデータを保存させる仕組み cookieを利用し、その訪問者に合わせた設定でWebページを表示できる | 60-05 |
オンラインストレージ | インターネット経由でデータを保管するディスク領域(記憶領域)を貸し出すサービス 例.OneDrive、Dropbox | 60-05 |
回線事業者 | WANへ接続する物理的なケーブルで提供する事業者 | 60-06 |
FTTH | 光ファイバーを利用した家庭向け通信サービス ※Fiber To The Home | 60-06 |
インターネット接続サービス事業者 (ISP) | WANとインターネットを接続するサービス事業者 ※Internet Service Provider | 60-06 |
回線交換 | 通信回線を2者間で占有する方式(例.アナログ電話) 利用効率が悪い | 60-06 |
パケット交換 | 通信回線を複数で共有する方式 データをパケットという単位に分割し転送 利用効率が良い | 60-06 |
モバイル通信 (移動体通信) | 電波を利用し、スマートフォンやタブレットで通信可能とするサービス | 60-07 |
移動体通信事業者 (MNO) | 移動体通信サービスを提供する事業者 | 60-07 |
基地局 | 端末の無線通信を中継する通信事業者の設置した設備 | 60-07 |
AP (アクセスポイント) | 通信を中継する役割の装置や施設のこと 基地局も広義のAPに含まれる | 60-07 |
仮想移動体通信事業者 (MVNO) | 他の事業者の移動体通信網を借用して、自社ブランドで通信サービスを提供する事業者 | 60-07 |
SIMカード | 電話番号や契約者IDなどが記録されたICカード | 60-07 |
e-SIM (embedded SIM) | SIMカードの機能を機器内のICチップで代替したもの この情報を書き換えることで契約の変更等が可能 | 60-07 |
テザリング | 端末の通信回線を利用し、他の端末をインターネット接続する技術 | 60-08 |
ハンドオーバ | 端末が移動した際、通信する基地局を切り替える動作 | 60-08 |
ローミング | 移動体通信事業者のサービス提供範囲外の基地局と通信する技術 | 60-08 |
キャリアアグリゲーション | 複数の異なる周波数帯の電波を束ね、モバイル通信の高速化や安定化させる技術 ※Carrier:運搬人 ※aggregation:集合 | 60-09 |
MIMO | 送信、受信で複数のアンテナを用意し、同じ周波数の複数の信号を同時に送受信し効率化する技術 | 60-09 |
テレマティクス | 自動車と通信端末を統合し、機能やサービス(コンテンツ)を利用できるようにする技術 “telecommunications”(遠隔通信)と “informatics”(情報科学)の造語 | 60-09 |
サイバー空間 | コンピュータやネットワークで構成された社会的な仮想空間 | 61-01 |
サイバー攻撃 | サイバー空間で情報やお金を窃盗、破壊等を目的とした攻撃 | 61-01 |
情報資産 | 資産として価値があり、情報セキュリティで守るべき情報 | 61-02 |
顧客情報 | 取引先の情報 | 61-02 |
営業情報 | 営業活動につながる情報 | 61-02 |
知的財産関連情報 | 著作権・知的財産権で保護される情報 | 61-02 |
人事情報 | 社員の個人情報 | 61-02 |
脅威 | 情報セキュリティインシデントを引き起こす要因 人的脅威・技術的脅威・物理的脅威に大別される | 61-03 |
脆弱性 | 情報セキュリティ上の情報システムや組織行動の欠陥 | 61-03 |
バグ | プログラムに含まれる誤りのこと | 61-03 |
セキュリティホール | システムの欠陥のこと 欠陥が発見されたらセキュリティパッチを配布することが多い | 61-03 |
人的脆弱性 | セキュリティに関する組織や人の行動規範・運用管理の未整備、不徹底 | 61-03 |
シャドーIT | 会社側の承認なく従業員が勝手に持ち込んで利用しているもの 利用が管理外になるため、脆弱性になる可能性が高い | 61-03 |
人的脅威 | 人間によって発生する情報セキュリティインシデントの要因 意図的な人的手口によるもの、意図的ではない紛失や誤操作も含まれる | 61-04 |
漏洩 | 情報資産を外部に漏らすこと | 61-04 |
紛失 | 情報資産をなくすこと | 61-04 |
破損 | 情報を元の状態に戻せなくすること | 61-04 |
クラッキング | 部外者がシステムに侵入して、情報資産を漏洩、紛失、破損させる ※crack:押し入る | 61-04 |
誤操作 | 誤った操作で情報資産を漏洩、紛失、破損させること | 61-04 |
内部不正 | 内部の人間が、意図的に情報資産を漏洩、紛失、破損させること | 61-04 |
盗聴(スニッフィング) | ネットワークでやりとりされているデータを不正に盗み見ること | 61-04 |
ビジネスメール詐欺(BEC) | 経営幹部や取引先になりすまし、従業員をだまして、金銭を狙う ※Business E-mail Compromise | 61-04 |
ダークウェブ | アクセス元特定が困難な高い匿名性を悪用し、サイバー犯罪に利用されるウェブサイト | 61-04 |
ソーシャルエンジニアリング | 人の心理的な隙や不注意に付け込んで情報資産を不正に入手 | 61-04 |
なりすまし | 関係者になりすまして情報を聞き出す | 61-04 |
トラッシング | ゴミ箱の書類や記録メディアから情報を盗みとる ※trash:がらくら | 61-04 |
のぞき見 | 印刷物などから情報を盗み見る | 61-04 |
ショルダーハッキング | 利用者のモニタ画面などから情報を盗み見る ※shoulder hacking:背後から除き見る | 61-04 |
不正のトライアングル | 内部不正は『機会』『動機』『正当化』の3要素が揃った際に発生するという理論 ・機会:不正ができる状況 ・動機:不正を起こす要因 ・正当化:自分勝手な解釈 | 61-04 |
物理的脅威 | 『災害』、『破壊』、『妨害行為』などの脅威 ・災害:地震、火災、水害によって情報資産が壊れてしまう ・破壊:故障などによって、データが消失すること ・妨害行為:通信回線を切断などにより、業務を妨害すること | |
コンピュータウイルス | 次の3つの機能を有するもの 1自己伝染機能(自身を複製) 2潜伏機能(一定期間で悪影響を及ぼす) 3発病機能(悪意のある動作) | |
ボット | 感染したコンピュータが、外部からの指令で特定サイトへの一斉攻撃を行う | |
スパイウェア | 利用者が認識することなくインストールされ、利用者の個人情報やアクセス履歴などの情報を収集するプログラム | |
ランサムウェア | コンピュータの機能やファイルを使用不能にして、その解除(キーなど)と引き換えに金銭を要求するソフトウェア | |
ワーム | インターネットなどのネットワークを介して、自己増殖するプログラム 自己増殖には、自分自身の複製を電子メールに添付して勝手な送信や、ほかのコンピュータに自分自身をコピーする ※worm:ミミズ | |
トロイの木馬 | 利用者に有用なプログラムと見せかけて、インストール及び実行させることで、情報の破壊や漏えいを行うプログラム ※ギリシャ神話に由来 | |
RAT | 本来は手元のコンピュータから遠隔のコンピュータを操作するツール。しかし、悪意のあるものがRATを悪用し、勝手にコンピュータ操作をすることがある。 ※RAT:Remoot Access Tool | |
マクロウィルス | 文書ソフトや表計算ソフトのファイルに埋め込まれた、「マクロ」というプログラムを悪用したウィルス | |
ガンブラー | Webサイトが改ざんされ、そのWebサイトを閲覧したコンピュータにウィルスに感染させる攻撃_x000B_この攻撃をされたWebサイトのウィルスのダウンロード元のURLが「gumblar.cn」が多用されたことに由来している。 | |
キーロガー | 利用者のコンピュータでキーボード入力を記録する仕組み動作させ、この記録をネットワーク経由で不正に入手する。_x000B_※logger:自動記録記 | |
バックドア | コンピュータに外部から不正にログインするために仕掛けられた侵入路_x000B_※backdoor:裏口 | |
ファイル交換ソフトウェア | 本来は、ネットワーク上でコンピュータ同士のファイル交換(P2Pネットワーク)ができるソフトウェア ウィルスに感染すると、無自覚で共有する予定のないファイルを公開されてしまう。 | |
SPAM | 入手したメールアドレスに対して無差別に、本人に許諾を得ずに一方的に営利目的の広告メールを配信すること | |
クロスサイトスクリプティング | Webサイトに入力された悪意あるスクリプ卜を、Webブラウザに送ってしまうという脆弱性を利用し、クッキーなどのデータを盗み出す | |
SQLインジェクション | データベースに連携しているWebページのユーザ入力領域に悪意あるSQLコマンドを埋め込み、サーバ内のデータを盗み出す | |
ドライブバイダウンロード | コンピュータがWebサイトを閲覧しただけで、自動的にウイルスなどをダウンロードして感染させる攻撃 | |
DoS攻撃 | 電子メールやWebリクエストなどを大量に送りつけて、ネットワーク上のサービスを提供不能にする攻撃 ※Denial Of Service:サービス妨害 | |
DDoS 攻撃 (分散型DOS) | 攻撃元が不特定多数の端末となったDoS攻撃 攻撃者は無自覚(踏み台にされる)、特定が難しい ※Distributed Denial of Service:分散型サービス妨害 | |
フィッシング | 偽の電子メールを送信するなどにより、架空のWebサイトや偽サイトに誘導し、情報を不正に取得する | |
ワンクリック詐欺 | Webサイトの閲覧や画像のクリックだけで、料金を請求する詐欺 | |
標的型攻撃 | 企業・組織や個人を狙った攻撃 | |
・水飲み場型 | 標的がよく利用するWebサイトを改ざんし、コンピュータウイルスなどの感染を試みる手法 | |
・やり取り型 | メールなどでのやり取りを経て担当者の油断を誘い、コンピュータウイルスなどの感染を試みる手法 | |
MITB | マルウェアなどでブラウザを乗っ取り、不正な操作を行う攻撃_x000B_例.正式な取引画面の間に不正な画面を介在させ、攻撃者の指定した口座に送金させるなど ※MITB:Man In The Browser | |
IPスプーフィング | 送信元のIPアドレスを偽装したパケット(データ)を送信すること ※spoofing:Iなりすまし | |
DNSキャッシュポイズニング | 偽のDNS応答をキャッシュDNSサーバーにキャッシュさせることで、利用者のアクセス悪意のあるサーバーに誘導する攻撃 | |
パスワードクラッキング | パスワード認証を不正に行う攻撃 ※cracking:突破する | |
・総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃) | 考えられるすべての文字の組み合わせを試す | |
・辞書攻撃 | 一般的な単語や利用されやすい単語で試す | |
・パスワードリスト攻撃 | 漏洩した情報を元に試す | |
ゼロデイ攻撃 | ソフトウェアの修正プログラムがベンダから提供される前に、判明した脆弱性を利用して行われる攻撃 ※zero-day | |
クロスサイトリクエストフォージェリ | 悪意のある操作を埋め込んだURLを開かせることで、利用者の意図しない操作(リクエスト)をWebブラウザで実施する攻撃 例.DoS攻撃、意図しない掲示板の書き込み、アカウントの漏えい等 | |
クリックジャッキング | Webページ上に悪意のある透明(見えない)な攻撃用のページを表示し、利用者の意図しない操作を行わせる手法 | |
ディレクトリトラバーサル | 通常はアクセスできないファイルやディレクトリ(フォルダ)の内容を取得する攻撃 | |
中間者攻撃 | 暗号化通信を盗聴、介入する手法 正式な受信者の公開鍵を攻撃者の公開鍵にすり替えて、暗号化された内容を復号することができる ※Man-in-the-middle | |
第三者中継 | メール送信サーバが誰でも自由に送信できる設定の場合、スパムメールの送信手段として踏み台にされること | |
セッションハイジャック | 機器同士の通信(セッション)を乗っ取り、不正にデータを搾取、操作を行う攻撃 | |
クリプトジャッキング | コンピュータにマルウェアを送り、攻撃者が仮想通貨の報酬を得るために仮想通貨のマイニング処理を行わせること | |
ポートスキャン | コンピュータのTCP・UDPのポートに接続を試み、攻撃に使えそうな保安上の弱点がないかを確認すること | |
リスクマネジメント | 情報セキュリティの脆弱性と脅威に対するリスクを把握し、その影響を最小限に抑えるための管理プロセス [リスクアセスメント』と『リスク対応』から構成される | 62-01 |
リスクアセスメント | 『リスク特定』『リスク分析』『リスク評価』の順に実施する | 62-01 |
リスク特定 | 存在するリスクを洗い出す | 62-01 |
リスク分析 | リスクの発生確率と影響度から、リスクの大きさを算定 | 62-01 |
リスク評価 | リスクの大きさと(受容)基準と比較し、対応を検討 | 62-01 |
リスク対応 | リスクアセスメントのリスク評価に応じて、具体的な対応策を実施すること | 62-01 |
リスク回避 | リスクが発生する要因をなくす 例.車に乗らない | 62-01 |
リスク低減 (軽減・分散) | リスクの発生確率と影響度を小さくする 例.安全運転をする、自動運転機能のある自動車に乗る | 62-01 |
リスク移転 (共有) | リスクの影響を他者に移行させる 例.自動車保険に加入する | 62-01 |
リスク受容 | リスクを受け入れる ※リスクの発生確率と影響度が小さい場合 例.特になにもしない | 62-01 |
情報セキュリティポリシ (情報セキュリティ方針) | 情報セキュリティの基本的な考え方(意図)や取り組みを明文化したもの 経営者(トップマネジメント)が確立し、組織全体へ周知・推進 | 62-02 |
基本方針 | 情報セキュリティに対する組織の意図を示し、方向付けをするもの 経営層が承認し、組織全体に公表される | 62-02 |
対策基準 | 守るべき情報資産や情報セキュリティ対策の規則を記述 | 62-02 |
実施手順 | 情報セキュリティ対策に必要な具体的な手順を規定 | 62-02 |
機密性 | 情報やシステムに、許可された者以外がアクセスできないこと | 62-02 |
完全性 | 情報やシステムの処理が正確であること | 62-02 |
可用性 | 情報やシステムを利用したいときに利用できること | 62-02 |
真正性 | 利用者、情報、システムが本物であることの保証 | 62-02 |
責任追跡性 | 利用者やシステムの動作をのちに確認でき、責任を明らかにできる | 62-02 |
否認防止 | 真実(事実)をのちに否認・否定されないこと | 62-02 |
信頼性 | 情報やシステムに矛盾なく、一貫した結果がえられること | 62-02 |
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS) | 情報セキュリティの要素を確保する仕組み PDCAのサイクルで継続的改善がされる ※ISMS:Information Security Management System | 62-02 |
P(Plan:計画) | ISMSの確立 | 62-02 |
D(Do:実行) | ISMSの導入および運用(計画の実施) | 62-02 |
C(Check:評価) | ISMSの監査・レビュー | 62-02 |
A(Action:改善) | ISMSの維持・改善 | 62-02 |
プライバシポリシ (個人情報保護方針) | Webサイトやネットサービス等が、利用者に告知する個人情報の収集・利用に関する文書 | 62-03 |
プライバシマーク制度 | 個人情報の保護体制を整備している事業者を評価・認定する制度 | 62-03 |
安全管理措置 | 個人情報保護法に規定された、個人情報および特定個人情報(マイナンバー)の取り扱いに必要な対応 | 62-03 |
サイバー保険 | サイバー攻撃などにより発生した被害を、補償する損害保険商品のこと | 62-03 |
情報セキュリティ委員会 | 組織における情報セキュリティの最高意思決定機関 情報セキュリティポリシなどを決定する | 62-04 |
CSIRT [シーサート] | サイバー攻撃やセキュリティの事故が発生した際に対応する組織の総称 企業単位や国家単位でも組織されている ※Computer Security Incident Response Team | 62-04 |
SOC[ソック] | サイバー攻撃の監視、分析、助言等を行うセンターのこと 365日、24時間監視を実施するので、外部委託が多い ※Security Operation Center | 62-04 |
J-CSIP [ジェイシップ] (サイバー情報共有イニシアティブ) | IPAを中心として、サイバー攻撃の情報共有を行う仕組み | 62-04 |
J-CRAT [ジェイクラート] (サイバーレスキュー隊) | サイバー攻撃の被害拡大防止を支援する組織で、IPAに設置されている | 62-04 |
コンピュータ不正アクセス届出制度 | 不正アクセスに関する相談(届け出)をIPAが受けつける | 62-04 |
コンピュータウイルス届出制度 | コンピュータウィルスに関する相談(届け出)をIPAが受けつける | 62-04 |
ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出制度 | ソフトウェア等の脆弱性に関する相談(届け出)をIPAが受けつける | 62-04 |
SECURITY ACTION | 中小企業が情報セキュリティに取り組みを自己宣言し、実効することを目的とした制度 | 62-04 |
情報セキュリティ啓発 | 定期的にセキュリティ教育を実施し、セキュリティ意識を高めていくこと 例.情報セキュリティポリシの周知 情報セキュリティに関する社内規定、マニュアルの遵守を徹底 | 63-01 |
情報セキュリティ訓練 | 実際の標的型メールの攻撃などを想定した訓練を実施 | 63-01 |
組織における内部不正防止ガイドライン | IPA(情報処理推進機構)の内部不正の対策の取り組みの一環 | 63-01 |
アクセス権 | ファイルを誰に、どの程度の利用を許可するかを設定すること 機密性(情報漏えい)、完全性(改ざん)に対して効果 | 63-01 |
監視カメラ | 入退室確認と室内での作業監視するカメラ | 63-03 |
施錠管理 | 建物や部屋、ロッカーに施錠、関係のない人の利用を制限 | 63-03 |
入退室管理 | 誰が、いつ、どこに出入りしたかの情報を記録し管理する (ICカードを用いることが多い) | 63-03 |
クリアデスク | 机の上に情報を放置したまま離席しないこと | 63-03 |
クリアスクリーン | 席を離れるときは、コンピュータのログアウト(ログオフ)やスクリーンロックを行うこと | 63-03 |
セキュリティケーブル | 金属製のワイヤーでコンピュータ本体を机などに固定するための器具 | 63-03 |
遠隔バックアップ | 災害に備え、地理的に離れた場所にある機器にデータを保存すること | 63-03 |
ファイル暗号化 | ファイルを暗号化する技術 メールにファイルを添付し、送信する際などに用いる | 63-04 |
ディスク暗号化 | ハードディスクの中身を全て暗号化する技術 ノートPCの盗難や紛失による、情報の漏えいを防止する | 63-04 |
通信の暗号化 | 通信を第三者に盗聴されても、解読できないようにする技術 ・共通鍵暗号方式 ・公開鍵暗号方式 ・ハイブリッド暗号方式 | 63-04 |
暗号化 | 平文(そのままのデータ)を一定の規則で変換し、第三者が解読できないようにすること | 63-04 |
復号 | 暗号化されたデータをもとの平文に戻すこと | 63-04 |
共通鍵暗号方式 | 暗号化と復号で同じ鍵(共通鍵)を用いる方式 共通鍵は、第三者に秘密にする必要がある 必要な鍵の個数=n(n-1)/2 | 63-04 |
公開鍵鍵暗号方式 | 暗号化と復号でペアになった受信者の鍵を用いる方式 ・暗号化:受信者の公開鍵 ・複合:受信者の秘密鍵 | 63-04 |
公開鍵 | 暗号化の鍵(第三者に公開) | 63-04 |
秘密鍵 | 復号の鍵(第三者に秘密) | 63-04 |
ハイブリッド暗号方式 | 共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式を合わせた暗号化方式 1公開鍵暗号方式で共通鍵を暗号化・復号し、送受信 ⇒共通鍵を安全に送受信 2共通鍵暗号方式で平文を暗号化・復号し、送受信 ⇒暗号化・復号化の速度が速い | 63-04 |
ハッシュ関数 | 入力したデータを固定長の出力に変換する関数 | 63-05 |
メッセージ | ハッシュ関数の入力 | 63-05 |
メッセージダイジェスト(ハッシュ値) | ハッシュ関数の出力 | 63-05 |
ディジタル署名 | データのメッセージダイジェストを送信者の秘密鍵で暗号化(署名)したもの 送信されたデータの『真正性(送信者が本人であること)』と『完全性(改ざんされていないこと)』の証明に用いる | 63-05 |
署名鍵 | メッセージダイジェストを暗号化した送信者の秘密鍵 | 63-05 |
検証鍵 | ディジタル署名を復号した送信者の公開鍵 | 63-05 |
PKI(公開鍵基盤) | 送信者の公開鍵の正当性を認証局(CA)がディジタル証明書を発行しておくことで証明する仕組み ※Public Key Infrastructure | 63-06 |
ディジタル証明書 | 送信者の公開鍵と申請情報を認証局(CA)の秘密鍵で暗号化(署名)したもの | 63-06 |
ルート認証局 | 階層構造の認証局で最上位の認証局 | 63-06 |
ルート証明書 | ルート認証局の正当性のために、自らが署名したディジタル証明書 | 63-06 |
サーバ証明書 | Webサーバの証明やSSLによる通信を実施するために使われるディジタル証明書 | 63-06 |
クライアント証明書 | サーバにアクセスするコンピュータ、利用者の認証を行うためのディジタル証明書 | 63-06 |
CRL | 秘密鍵の漏えいなどで、有効期限前に失効したディジタル証明書のリスト、認証局が公開 ※Certificate Revocation List :証明書失効リスト | 63-06 |
タイムスタンプ(時刻認証) | 時刻認証局(TSA)がデータの作成時刻を付与する技術 データをハッシュ関数でメッセージダイジェストに変換し、時刻情報を付与したものを、時刻認証局(TSA)の秘密鍵で暗号化することで作成 次の2つを証明することができる ・タイムスタンプの付与時点でデータが存在していたこと(否認防止) ・タイムスタンプの付与時点から現時点まで、データが改ざんされていないこと(完全性) | 63-07 |
利用者認証 | 利用者が本人であることを認証する技術 認証の要素によって、知識認証、所有物認証、生体認証(バイオメトリクス)認証に分かれる | 63-08 |
知識認証 | パスワード ⇒パスワードポリシ(パスワードに使用する文字種・長さの規定) | 63-08 |
所有物認証 | ICカード、ワンタイムパスワード、マトリクス認証等 | 63-08 |
生体認証 (バイオメトリクス認証) | 生体情報(身体的特徴、行動的特徴)を利用して、本人認証をする方式 身体的特徴:指紋認証、静脈パターン認証(指・手)、虹彩・網膜認証(目)、声紋認証、顔認証 行動的特徴:筆跡、キーストローク(キーの押し方) 本人拒否率と他人受入率の調整が重要 | 63-08 |
多要素認証 | 認証の要素の3つから複数の認証技術を用いること | 63-08 |
二要素認証 | 認証の要素の3つから2つの認証技術を用いること | 63-08 |
ICカード | 事前に渡されたICチップが搭載されたカード(ICカード)によって、利用者を認証する方式 | 63-08 |
ワンタイムパスワード | 一度だけ使えるパスワードによって認証する方式_x000B_パスワードは、事前に渡されたトークン(パスワード生成器)で生成や、本人の携帯端末のSMS(ショートメッセージ)等で受け取る | 63-08 |
SMS認証 | ワンタイムパスワードを本人の電話番号のSMS(ショートメッセージ)で受け取ることで認証する方式 | 63-08 |
マトリクス認証 | 乱数表をあらかじめ渡し、システムが要求する座標に対応する文字をパスワードとして認証する方式 | 63-08 |
本人拒否率 | 本人を誤って拒否する確率 | 63-08 |
他人受入率 | 他人を誤って許可する確率 | 63-08 |
シングルサイトオン | 一度の利用者認証で複数のサービスなどを利用できる方式 | 63-08 |
CAPCHA[キャプチャ] | コンピュータではなく、人間であることを確かめる認証_x000B_ゆがんだ文字の画像を表示し、文字の入力をする方式が一般的 | 63-08 |
IoTセキュリティガイドライン | 総務省と経済産業省が定めたIoTのセキュリティのガイドライン IoT機器やシステム、サービスの提供までのフロー(方針、分析、設計、構築・接続、運用・保守:ライフサイクル)での各指針と、一般利用者のためのルールを定めている | |
コンシューマ向けIoTセキュリティガイドライン | JNSA(NPO 日本ネットワークセキュリティ協会)が作成したIoTのセキュリティのガイドライン 一般消費者(コンシューマ)を保護するために、IoTサービス・機器を提供する企業(ベンダ)が検討と考慮すべきことをまとめている | |
セキュリティバイデザイン | IoT製品の企画・設計のフェーズからセキュリティ対策を組み込んでおくこと | |
プライバシーバイデザイン | 製品・アプリケーションの企画・設計段階で個人情報の利用について対策をすること | |
クロスサイトスクリプティング対策 | クロスサイトスクリプティングとは、ウェブサイトの利用者が投稿する機能を悪用する攻撃_x000B_事前に悪意を持ったスクリプトを投稿内に用意じ、利用者に実行させる 対策1:入力値の制限_x000B_対策2:サニタイジング(実行可能なスクリプトを無効化) | |
SQLインジェクション対策 | SQLインジェクションとは、データベースと連動したアプリケーションに対する攻撃。検索文字列などの一部にSQL文を混入させて、データの不正入手・破壊、改ざんなどを実施 対策1:プレースフォルダ、バインド機構(動的なSQL文を生成をやめる) 対策2:エスケープ(入力を無害な文字列に変換する) | |
ファイアウォール | インターネットから不正侵入を防ぐ仕組み ※Firewall:防火壁 | |
DMZ(非武装地帯) | 外部ネットワークと社内ネットワークから論理的に隔離されたネットワーク 社外向けのサーバを設置、不正侵入されても、社内ネットワークの被害を防止 ※DeMilitarized Zone | |
コンテンツフィルタリング | 社内ネットワークの利用者にふさわしくないWebコンテンツやサービスを事前に設定し、その通信を遮断する技術 | |
DLP | データの機密性を認識し、外部送信の操作があると警報や操作の無効化を実施 ※Data Loss Prevention:データ損失防止 | |
検疫ネットワーク | ウイルスの感染の有無、OS・ウィルス対策ソフトのアップデートを、隔離されたネットワークで確認する | |
VPN | WANやインターネットの公衆ネットワークを、専用回線のように利用するための技術 | |
MDM | 企業でモバイル端末を一括で管理することができるシステム ※Mobile Device Management:モバイルデバイス管理 | |
電子透かし | データに人間には確認できない形で情報を埋め込む技術 | |
ディジタルフォレンジックス | コンピュータに関連する犯罪が発生した際に、データ、ログなどの収集及び分析を行い、法的な証拠を明らかにする手段や技術の総称 | |
ペネトレーションテスト | システムに対して、実際に攻撃して侵入を試みることで、セキュリティ上の弱点(脆弱性)を発見する試験 | |
ブロックチェーン | 取引データに直前のデータのハッシュ値を埋め込むことで、取引データの改ざんを困難にし、データの信頼性を高める技術(ビットコインの中核技術) | |
コールバック | 電話を受けた利用者が、一度電話を切断して、折り返しかけなおすことで、利用者の認証を行う方法 | |
耐ダンパ性 | 外部から情報を盗み読まれないようにする仕組み | |
WAF | Webサーバへの外部からの攻撃を検知、防御するシステム ※Web Application Firewall | |
IDS | サーバ・ネットワークの通信を監視し、不正なアクセスを検知し、管理者へ通報するシステム ※Intrusion Detection System(侵入検知システム) | |
IPS | サーバ・ネットワークの通信を監視、不正なアクセスを検知し、攻撃を未然に防ぐシステム ※Intrusion Prevention System(侵入防止システム) | |
SIEM(シーム) | 機器の動作状況のログを一元的に管理し、不正な動作を検知・分析するセキュリティソフトのひとつ ※Security Information and Event Management | |
セキュアブート | 起動するソフトウェアをディジタル署名で検証し、信頼できるソフトウェアであることを確認する機能 | |
TPM | セキュリティ関連の処理機能を実装した半導体チップ ※Trusted Platform Module(セキュリティチップ) | |
スパム対策 | スパムは本人の許諾を得ずに、無差別に広告メールを配信すること 対策:ホワイトリスト(指定許可) 、ブラックリスト(指定拒否) | |
ペアレンタルコントロール | 子供の端末でコンテンツの閲覧を制限する機能 |
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