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49-02.出力装置

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ITパスポート試験 教材
●このページで解説する内容
・出力装置プリンタ、3Dプリンタ、ディスプレイ、プロジェクタ
・プリンタの種類:レーザー/インクジェット/ドットインパクト/感熱式プリンタ
・解像度:dpippi
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出力装置の種類

出力装置とは、コンピュータから人間に情報を伝えるための装置です。代表的な出力装置には、「プリンタ」「3Dプリンタ」「ディスプレイ」「プロジェクタ」があります。

用語説明
プリンタデータを紙へ出力
3Dプリンタ3次元データを用いて立体物を出力
ディスプレイ画面を発光させて出力
プロジェクタ光を照射することで、投影面に像を出力

ITパスポート試験で出題される内容について、補足をしていきます。

プリンタ

プリンタは、データを紙へ出力する出力装置です。プリンタは、出力する方式によって複数の種類があり、用途に応じて使い分けがされます。

用語説明用途
レーザプリンタ感光ドラムにレーザーで印刷イメージを作り、粉末インク(トナ一)を付着させて紙に転写、定着させる方式主に、ビジネス用
インクジェットプリンタ紙にインクを吹き付けることで印刷する方式主に、家庭用
ドットインパクトプリンタ圧力に反応するカーボン紙やノンカーボン紙に印刷する方式
(一度に複数毎印刷可能)
※カーボン紙:複写可能な裏が黒い用紙(例.宅配便の伝票など)
※ノーカーボン紙:複写可能な裏が黒くない用紙(例.申込書)
伝票・申込書等
感熱式プリンタ熱に反応する感熱紙を利用して印刷する方式レシート等

プリンタ/ディスプレイの解像度(dpi、ppi)

dpi(dot per inch)は、プリンタの解像度を表す単位です。一方、ppi(pixels per inch)は、主にディスプレイの解像度を表す単位になります。

解像度(dpi、ppi)

dpi、ppiともに1インチ当たりの画素数(ドット数・ピクセル数)を表し、大きいほど解像度が高いことになります。

[補足]画素(ドット・ピクセル)
画像の最小単位のこと
画素数は画像がいくつの画素で構成されているかを表します

ここで、ディスプレイの解像度は、ppiよりも総画素数「横の画素数×縦の画素数」とその通称で表記することが一般的です。

例えば、総画素数「1920×1080」は、通称、FHD(フルHD)の解像度になります。

ディスプレイ解像度には、下の表のようなものがあります。

通称概要
VGA640×480
SVGA800×600
XGA1024×768
WXGA1280×800
HD1366×768
SXGA1280×1024
UXGA1600×1200
FHD(2K)1920×1080
WUXGA1920×1200
WQHD2560×1440
QFHD(4K)3840×2160
FUHD(8K)7680×4320

[補足]ppm(pages per minute)

ppmとは、pages per minuteの略称で、プリンタが1分間に印刷できるページ数を表す指標です。

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【まとめ】出力装置

それでは最後に確認をしておきましょう!

用語説明
レーザプリンタ感光ドラムにレーザーで印刷イメージを作り、粉末インク(トナ一)を付着させて紙に転写、定着させる方式(主に、ビジネス用)
インクジェットプリンタ紙にインクを吹き付けることで印刷する方式(主に、家庭用)
ドットインパクトプリンタ圧力に反応するカーボン紙やノンカーボン紙に印刷する方式(主に、伝票・申込書)
感熱式プリンタ熱に反応する感熱紙を利用して印刷する方式(主に、レシート)
3D プリンタ3次元データを用いて立体物を出力
ディスプレイ画面を発光させて出力
プロジェクタ光を照射することで、投影面に像を出力
dpi(dot per inch)1インチ当たりのドット数の意味、プリンタ、スキャナの解像度を表す単位
ppi(pixels per inch)1インチ当たりのピクセル数の意味、ディスプレイの解像度を表す単位
総画素数ディスプレイは『横の画素数×縦の画素数』と通称による表記が一般的(VGA、XGA、HD、2K、4K、8K等)
ppm(pages per minute)プリンタが1分間に印刷できるページ数を表す単位

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