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46-01.ディレクトリ(ルートディレクトリ/カレントディレクトリ)

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このページでは、ファイルの入れ物であるディレクトリについて解説していきます。

●このページで解説する内容
ディレクトリ:補助記憶装置のファイルの入れ物
ルートディレクトリ:一番上のディレクトリ
カレントディレクトリ:操作対象のディレクトリ
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ディレクトリとは?

ディレクトリとは、補助記憶装置(HDDやSSD等)上でのファイルの入れ物です。補助記憶装置の詳細は下記の記事を参考にしてください。

ディレクトリは、ディレクトリの中に、更にディレクトリがあり、ファイルが格納されるツリー構造(木構造)をとります。

ディレクトリ

上の図のように「関西」ディレクトリの中に、「兵庫」ディレクトリがあり、その配下に「神戸.txt」ファイルが格納されるといった構造です。

Windowsのディレクトリ(フォルダ)

また、Windowでは、上の図のようにエクスプローラーでディレクトリやファイルを確認できます。Windowsや macOS では、ディレクトリをフォルダと呼び、Unix、Linuxでは、ディレクトリと呼んでいます。

ルートディレクトリとは?

ディレクトリの構造のうち、一番上のディレクトリルートディレクトリと呼びます。ルート(root)とは、「根」という意味です。最上位のディレクトリが「根」として、枝分かれしていくツリー構造のため、ルートディレクトリと呼ばれます。

ルートディレクトリは、「/(スラッシュ)」で表記をします。

ルートディレクトリ

上の図では、「関東」ディレクトリと「関西」ディレクトリの上位の「/」ディレクトリがルートディレクトリです。

Windowsの場合は、「C:(Cドライブ)」等のドライブが、ルートディレクトリに相当します。

カレントディレクトリとは?

カレントディレクトリとは、現時点での操作対象ディレクトリを指します。カレント(current)とは、「現在の」という意味です。したがい、カレントディレクトリで「現在のディレクトリ」を意味します。

カレントディレクトリは、「.(ドット)」で表記します。

また、カレントディレクトリでは、直下のディレクトリとファイルを確認できます。

「関西」ディレクトリがカレントディレクトリの場合、その直下の「大阪」と「兵庫」のディレクトリが確認できます。

Windowsのカレントディレクトリ

Windowsのエクスプローラーも同様に、カレントディレクトリから「大阪」と「兵庫」のディレクトリが確認できると分かります。

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【まとめ】ディレクトリ(ルートディレクトリ/カレントディレクトリ)

それでは最後におさらいをしておきましょう!

用語説明
ディレクトリ補助記憶装置上のファイルの入れ物で、ツリー構造をとる
ルートディレクトリ1番上のディレクトリのこと、『/(スラッシュ)』で表記
カレントディレクトリ操作の対象となっているディレクトリのこと、『.(ドット)』で表記

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