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56-02.集合演算(和/積/差)

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集合演算(和、積、差) ITパスポート試験 教材
●このページで解説する内容
・集合演算:集合の法則を利用したデータ操作
・和:2つのテーブルの全てのレコードを取り出す
・積(共通):2つのテーブルの共通するレコードを取り出す
・差一方のテーブルにあるレコードを取り出す
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集合演算(和/積/差)

集合演算とは、集合の法則を利用したデータ操作で、「和」「積」「差」の3つがあります。

は、2つのテーブルの全てのレコードを取り出す集合演算です。

和

「社員テーブルA」と「社員テーブルB」 の和は、「社員番号:0001~0005」までの全てのレコードが取り出されたテーブルになります。

和のベン図

ベン図で考えると、「社員テーブルA」の集合と「社員テーブルB」の集合の全ての要素になります。

は、2つのテーブルの共通するレコードを取り出す集合演算です。

「社員テーブルA」と「社員テーブルB」 の共通するレコードは、「社員番号:0001」と「社員番号:0004」です。

積

したがい、「社員テーブルA」と「社員テーブルB」の積をとると、「社員番号:0001」と「社員番号:0004」のレコードが取り出されたテーブルになります。

積のベン図

ベン図で考えると、「社員テーブルA」の集合と「社員テーブルB」の集合の共通する要素が該当します。

は、一方のテーブルにあるレコードを取り出す集合演算です。

差

「社員テーブルA」と「社員テーブルB」 の差をとると、「社員番号:0002」と「社員番号:0003」のレコードが取り出されたテーブルになります。

差のベン図

ベン図で考えると、「社員テーブルA」の集合と「社員テーブルB」の集合おいて、「社員テーブルA」のみ所属する要素が該当します。

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【まとめ】集合演算(和/積/差)

それでは最後におさらいをしておきましょう!

用語説明
集合演算2つのテーブル(表)で集合の法則を利用したデータの操作
2つのテーブル(表)の全てのレコード(行)を取り出す
2つのテーブル(表)の共通するレコード(行)を取り出す
2つのテーブル(表)の一方だけにあるレコード(行)を取り出す

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