●このページで解説する内容
・集合演算:集合の法則を利用したデータ操作
・和:2つのテーブルの全てのレコードを取り出す
・積(共通):2つのテーブルの共通するレコードを取り出す
・差:一方のテーブルにあるレコードを取り出す
・集合演算:集合の法則を利用したデータ操作
・和:2つのテーブルの全てのレコードを取り出す
・積(共通):2つのテーブルの共通するレコードを取り出す
・差:一方のテーブルにあるレコードを取り出す
集合演算(和/積/差)
集合演算とは、集合の法則を利用したデータ操作で、「和」「積」「差」の3つがあります。
和
和は、2つのテーブルの全てのレコードを取り出す集合演算です。
「社員テーブルA」と「社員テーブルB」 の和は、「社員番号:0001~0005」までの全てのレコードが取り出されたテーブルになります。
ベン図で考えると、「社員テーブルA」の集合と「社員テーブルB」の集合の全ての要素になります。
積
積は、2つのテーブルの共通するレコードを取り出す集合演算です。
「社員テーブルA」と「社員テーブルB」 の共通するレコードは、「社員番号:0001」と「社員番号:0004」です。
したがい、「社員テーブルA」と「社員テーブルB」の積をとると、「社員番号:0001」と「社員番号:0004」のレコードが取り出されたテーブルになります。
ベン図で考えると、「社員テーブルA」の集合と「社員テーブルB」の集合の共通する要素が該当します。
差
差は、一方のテーブルにあるレコードを取り出す集合演算です。
「社員テーブルA」と「社員テーブルB」 の差をとると、「社員番号:0002」と「社員番号:0003」のレコードが取り出されたテーブルになります。
ベン図で考えると、「社員テーブルA」の集合と「社員テーブルB」の集合おいて、「社員テーブルA」のみ所属する要素が該当します。
【まとめ】集合演算(和/積/差)
それでは最後におさらいをしておきましょう!
用語 | 説明 |
---|---|
集合演算 | 2つのテーブル(表)で集合の法則を利用したデータの操作 |
和 | 2つのテーブル(表)の全てのレコード(行)を取り出す |
積 | 2つのテーブル(表)の共通するレコード(行)を取り出す |
差 | 2つのテーブル(表)の一方だけにあるレコード(行)を取り出す |
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