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43-03.クライアントサーバシステム/ピアツーピア(P2P)

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クライアントサーバシステム/ピアツーピア(P2P)とは?

クライアントサーバシステム、ピアツーピア(P2P)

システム構成の1つに、クライアントサーバシステムピアツーピア(P2P)があります。

●クライアントサーバシステムとピアツーピア
クライアントサーバシステム:サーバとクライアントに分かれるシステム構成
ピアツーピア(P2P):サーバとクライアントに分かれないシステム構成

クライアントサーバシステム

クライアントサーバシステム

クライアントサーバシステムとは、サーバとクライアントに分かれるシステム構成のことです。

サーバとはサービスを提供するコンピュータを指し、クライアントはサービスを受けるコンピュータになります。

●サーバ/クライアント
・サーバ:サービスを提供するコンピュータ
・クライアント:サービスを受けるコンピュータ

したがって、クライアントサーバシステムは、サービスを提供する側と受ける側に分かれているシステム構成ということです。

私達が日常で利用しているネットサービスもクライアントサーバシステムの構成です。

クライアントサーバシステム具体例

クライアントサーバシステムのネットサービス一例

出典:amazon

例えば、amazonでネットショッピングをする場合、サービスはamazonサーバから提供され、利用者は自身のコンピュータのウェブブラウザを通じてサービスを受けます。

つまり、サーバとクライアントは次のようになります。

●amazonでのネットショッピングの場合
・サーバ:amazonサーバ
・クライアント:利用者のコンピュータ(ウェブブラウザ)

このように、クライアントサーバシステムは、一般的なネットサービスのシステム構成になります。

ピアツーピア(P2P:Peer to Peer)

ピアツーピア(P2P)

ピアツーピア(P2P:Peer to Peer)とは、サーバとクライアントに分かれないシステム構成です。

ここで、ピア(Peer)「仲間」という意味で、ピアツーピア(P2P:Peer to Peer)「仲間から仲間へ」という対等な関係を表しています。

実際には、通信に応じてコンピュータがサーバとクライアントの役割を入れ替えながら、サービスの提供と享受をします。

ピアツーピア(P2P)具体例
●ピアツーピアの通信例
[通信①]
サーバ:コンピュータA
クライアント:コンピュータB
[通信②]
サーバ:コンピュータB
クライアント:コンピュータC

このように、コンピュータがサーバとクライアントとして常に分かれるのではなく、状況に応じ、サーバとクライアントの役割を入れ替えるシステム構成がピアツーピアです。

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【まとめ】クライアントサーバシステム/ピアツーピア

それでは最後におさらいをしておきましょう。

用語説明
クライアントサーバシステムサーバとクライアントに分かれるシステム構成
・サーバ:サービスを提供するコンピュータ
・クライアント:サービスを受けるコンピュータ
ピアツーピア(P2P)サーバとクライアントに分かれないシステム構成
コンピュータが通信に応じ、サーバとクライアント役割を入れ替える
※Peer to Peer
※Peer:仲間

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