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52-02.DRM(デジタル著作権管理)/CPRM

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ITパスポート試験 教材
●このページで解説する内容
DRM:コンテンツの著作権を保護し、利用や複製を制限する技術の総称
 -CPRM:コンテンツの記録メディアへの複製を一度だけ許容するDRMの技術
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DRM(デジタル著作権管理)とは?

DRM(デジタル著作権管理)

DRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)とは、コンテンツの著作権を保護し、利用や複製を制限する技術の総称です。

CPRM

CPRM(Content Protection for Recordable Media)とは、DRMの技術の1つです。直訳すると、「記録メディアに対するコンテンツ保護」となります。

CPRMでは、ディジタルコンテンツを記録メディア(DVD-R等)に一度だけ複製することを許容(コピーワンス)し、複数回の複製を制限します。

CPRM に対応したプレーヤーにデジタル放送を録画し、そのコンテンツを DVD などの記録メディアに複製する例に説明します。

CPRM

CPRMでは、記録メディアにコンテンツを複製すると、プレーヤー内のコンテンツは消去されます。

さらに複製した記録メディアのコンテンツは、暗号化鍵とメディア ID (記録メディアの固有ID)で暗号化されます。

また、記録メディアのコンテンツの再生には、この暗号化鍵(MKB)とメディア IDが必要になります。

したがって、別の記録メディアにコンテンツを複製したとしても、メディア IDが異なるので、再生はできません。

CPRMでは、このようにコンテンツ複製の制限を実現しています。

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【まとめ】DRM(デジタル著作権管理)/CPRM

それでは最後におさらいをしておきましょう!

用語説明
DRMコンテンツの著作権を保護し、利用や複製を制限する技術の総称
※Digital Rights Management:デジタル著作権管理
CPRMディジタルコンテンツを記録メディアに一度だけ複製することを許容する技術
※Content Protection for Recordable Media

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