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47-03.表計算ソフト(絶対参照/相対参照)

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ITパスポート
●このページで解説する内容
参照:セルの位置を列と行で指定すること
相対参照:計算式を複写した場合、参照するセルの位置を自動的に調整すること
絶対参照:計算式を複写した場合、特定のセルの位置を必ず参照させること
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参照とは?

表計算ソフトでは、セルの位置を列と行で指定し、計算を行うことができます。

参照

例えば、2列目(B列)の2行目のセルは、「B2」と指定します。このセルの指定を表計算では、参照と呼びます。

ここで、商品Aのセール価格である「D2」を計算する場合を考えます。

セール価格は、定価×セール率です。商品Aの定価は「B2」セール率は「C2」なので、セルの参照を用いて、商品Aのセール価格は、「=B2*C2」という式で記述できます。

参照には、「相対参照」「絶対参照」があります。

相対参照:計算式を複写した場合、参照するセルの位置を自動的に調整すること
絶対参照:計算式を複写した場合、特定のセルの位置を必ず参照させること

相対参照

計算式を複写(コピー)すると、参照するセルの位置は、自動的に調整されます。この参照の仕方を相対参照と呼びます。

相対参照

例えば、先ほど計算した商品Aのセール価格「D2」セルの「=B2*C2」を、商品B~商品Zのセール価格のセルに複写します。

相対参照により、商品Bのセール価格の「D3」は、「=B3*C3となり、適切に商品Bのセール価格が計算されることが分かります。

このように同じ計算式で参照する行や列のみが異なる場合、相対参照を用いることで、簡単に式を記述できます。

絶対参照

計算式で特定のセルの位置を必ず参照するときには、絶対参照を用います。

セルの行または列、もしくは両方に『$(ドル)』を付けることで、絶対参照となります。

絶対参照したセルの位置は、複写しても自動的に調整されずに固定されます。

絶対参照

例えば、商品A~Cのセール価格の計算を考えます。すべての商品のセール率は、「A2」セルの値である「90%」を適応します。

まず、相対参照で計算した場合について考えます。商品Aのセール価格の計算式を次のように記述します。

・商品Aのセール価格)=B2*A2

行方向に複写すると、商品BとCには次の誤った計算式が記述されます。

・商品Bのセール価格)=B3*A3
・商品Cのセール価格)=B4*A4

この理由は、相対参照によって、自動的に参照する行が調整されてしまったためです。

正しくは、次のような式が記述される必要があります。

・商品Aのセール価格)=B2*A2
・商品Bのセール価格)=B3*A2
・商品Cのセール価格)=B4*A2

商品A~Cの定価の参照する行は「2→3→4」の調整が必要なので相対参照です。一方、セール率の参照する行は「2→2→2」となり、調整が不要です。

このような場合、自動調整が不要な行に「$」を付与した絶対参照を用います。

具体的には、商品Aのセール価格を「$」を用いて次のように記述します。

・商品Aのセール価格)=B2*A$2

行方向に複写すると、商品BとCのセール価格には正しい計算式が記述されます。

・商品Bのセール価格)=B3*A$2
・商品Cのセール価格)=B4*A$2

このように、特定のセルの行または列、もしくは両方を「$」で固定することで絶対参照となります。

[補足]行と列の絶対参照比較

「行と列の絶対参照」、「行の絶対参照」、「列の絶対参照」で複写した際は、次の図のようになります。

行と列の絶対参照比較

行または列なのか、もしくは両方に絶対参照が必要なのかを考えて、式を記述することが求められます。

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【まとめ】表計算ソフト(絶対参照/相対参照)

それでは、最後にもう一度確認しておきましょう!

用語説明
参照セルの位置を列と行で指定すること
相対参照計算式を複写した場合、参照するセルの位置を自動的に調整すること
絶対参照計算式を複写した場合、特定のセルの位置を必ず参照させること
セルの行または列、もしくは両方に『$(ドル)』を付与する
・$A$1:行と列の絶対参照
・A$1:行の絶対参照
・$A1:列の絶対参照

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