●このページで解説する内容
・度数分布表:データの値を特定の範囲(階級)で区切り、その範囲に含まれるデータの個数(度数)を表で整理したもの
[関連用語]階級、度数
・ヒストグラム:度数分布表をグラフ化したもの
・度数分布表:データの値を特定の範囲(階級)で区切り、その範囲に含まれるデータの個数(度数)を表で整理したもの
[関連用語]階級、度数
・ヒストグラム:度数分布表をグラフ化したもの
度数分布表とは?
度数分布表とは、データの値を特定の範囲(階級)で区切り、その範囲に含まれるデータの個数(度数)を表でまとめたものです。
ここで、度数分布表で区切った範囲を「階級」といい、階級に含まれるデータの個数を「度数」といいます。
・階級:区切った範囲
・度数:階級に含まれるデータの個数
・度数:階級に含まれるデータの個数
つまり、度数分布表とは、「階級」に含まれるデータの「度数」を整理した表といえます。
具体例として、100名が受けたテストの点数で、度数分布表を作成します。度数分布表によって、ある程度の点数の傾向がわかります。
階級(点数) | 度数(人数) |
---|---|
0点以上10点未満 | 5 |
10点以上20点未満 | 8 |
20点以上30点未満 | 10 |
30点以上40点未満 | 12 |
40点以上50点未満 | 17 |
50点以上60点未満 | 25 |
60点以上70点未満 | 14 |
70点以上80点未満 | 6 |
80点以上90点未満 | 2 |
90点以上100点以下 | 1 |
合計 | 100 |
繰返しになりますが、このようにそれぞれの階級に含まれるデータの度数を整理した表が度数分布表です。
ヒストグラムとは?
ヒストグラムとは、度数分布表をグラフ化したものです。グラフの横軸が「階級」、縦軸が「度数」になります。データの分布を視覚的に理解することが可能です。
具体的に、先ほどのテストの点数の度数分布表をヒストグラムで図示します。横軸は「階級」として「点数の範囲」、縦軸は「度数」である「人数」を表します。
このように、データの分布を視覚的に理解するため、度数分布表をグラフ化したものがヒストグラムになります。
【まとめ】度数分布表とヒストグラム
それでは最後におさらいをしておきましょう!
用語 | 説明 |
---|---|
度数分布表 | データの値を特定の範囲(階級)で区切り、 その範囲に含まれるデータの個数(度数)の分布を表で整理したもの |
ヒストグラム | 度数分布表をグラフ化したもの 横軸:階級、縦軸:度数 |
コメント