●このページで解説する内容
・E-R図:データ(エンティティ:実体)同士の関係を整理して表現する図
・E-R図:データ(エンティティ:実体)同士の関係を整理して表現する図
E-R図とは?
E-R図(Entity Relationship Diagram)とは、データベースを設計する際に、データ同士(エンティティ:実体)の関係を整理して表現する図です。表記法は次のようになります。
・データを四角、データの関係性を線もしくは矢印で表現
・1対1の関係の場合は、線で結ぶ
・多の関係の場合はそのデータに矢印の方向を向ける
・1対1の関係の場合は、線で結ぶ
・多の関係の場合はそのデータに矢印の方向を向ける
具体的に、E-R図のITパスポート試験での出題例で確認していきましょう。
問.“社員”表と“部署”表の関係を示したE-R図はどれか。ここで、1人の社員が複数部署に所属することはない。E-R図の表記は次のとおりとする。
[解答・解説]
問題文の「1人の社員が複数部署に所属することはない」ので、社員と部署の関係は、多対1になります。
したがって、E-R図では、多のデータに矢印の方向を向ければよいので、選択肢のウが正解になります。
問題文の「1人の社員が複数部署に所属することはない」ので、社員と部署の関係は、多対1になります。
したがって、E-R図では、多のデータに矢印の方向を向ければよいので、選択肢のウが正解になります。
このように、E-R図は、データ同士(エンティティ:実体)の関係を整理して表現する図のことで、データと線もしくは矢印を用いて表現できます。
ITパスポート試験で出題される場合は、E-R図の表記法が説明されているので、しっかりと理解したうえで解答しましょう。
【まとめ】E-R図
それでは最後におさらいをしておきましょう!
用語 | 説明 |
---|---|
E-R図 | データ(エンティティ・実体)同士の関係を整理して表現する図 ・データを四角、データの関係性を線もしくは矢印で表現 ・1対1の関係の場合は、線で結ぶ ・多の関係の場合はそのデータに矢印の方向を向ける |
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