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ITパスポート試験に受からない!原因と対策5選

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ITパスポート試験 勉強法
・ITパスポート試験に受からない。。
・受からない原因が何か分からない!
・再受験で合格するための対策は?

こんな疑問を解決できる記事を書きました。

ITパスポート試験の再受験で合格をするには、受からない原因を分析し、適切な対策が欠かせません。

この記事では、想定される受からない原因をとりあげ、対策について丁寧に解説をしていきます!

●この記事で解説する内容は大きく3つ
1.ITパスポート試験に受かるための前提条件について
2.受からない原因について
3.受かるための具体的な対策

「再受験で絶対に受かりたい!」という方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

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ITパスポート試験に受からない!再受験前に前提を確認!

ITパスポート試験を再受験で合格するには、ITパスポート試験自体の情報と試験結果を振り返っておくことが重要です。

なぜなら、合格に向けた対策を立てるための手がかりとなるためです。

まずは、原因と対策を分析する前に、3つの前提となる情報を整理しておきます。

●ITパスポート試験に受かるための前提
・前提①:
ある程度の勉強量を覚悟しよう!
・前提②:苦手分野をなくそう!
・前提③:苦手分野を把握しておこう!

前提①:ある程度の勉強量を覚悟しよう!

ITパスポート試験に受かるためには、乗り越えるべき壁が存在しているので、ある程度の勉強量を覚悟しなければなりません。

理由として、ITパスポート試験の合格率を見てみましょう。全体での合格率は約50%であることが分かります。

受験者の2人にひとりが不合格に、受験回数でいえば、2回に1回は不合格です。学生(専門学校・高校)であれば、30%程度にも満たない合格率しかありません。

したがい、合格率からもわかるように、ITパスポート試験に受かるためにはある程度の勉強量が必要になります。

前提②:苦手分野をなくそう!

ITパスポート試験に合格するためには、苦手分野はなくし、平均的に得点することが必要です。

なぜなら、ITパスポート試験の合格基準は、「総合評価点が60%(600点以上/1000点)以上」、「3分野が30%以上 (300点以上/1000点) 」となるためです。

合格基準
総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること
・総合評価点
 600点以上/1,000点(総合評価の満点)
・分野別評価点
 ストラテジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
 マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
 テクノロジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)

出典:ITパスポート試験 試験内容・出題範囲

つまり、総合評価点のみではなく、分野別評価点が合格に影響するので、全分野の平均的な得点が要求されます。

前提③:苦手分野を把握しておこう!

「前提②:苦手分野をなくそう!」で説明した通り、苦手分野がないことが合格するために重要です。受験結果の得点分布から苦手分野と得意分野を確認できます。

具体的には、ITパスポート試験の受験後、2~3時間後に受験申込(利用者メニュー)から試験結果レポートで確認できます。

試験結果レポートには、評価点が記載されているので、どの分野が得意で苦手なのかが定量的に判断ができます。

再受験の前に振り返ることで、どの分野を手厚く復習すべきかが明らかになります。是非、確認をしておきましょう。

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ITパスポート試験に受からない!原因と対策 5選

想定されるITパスポート試験に受からない原因を5つ取り上げ、その対策とともに丁寧に解説をしていきます。

●ITパスポート試験に受からない原因と対策
・原因と対策①:勉強の教材が自分に合わない
・原因と対策②:勉強方法が合っていない
・原因と対策③:勉強時間が足りない
・原因と対策④:モチベーションが維持できない
・原因と対策⑤:本番でケアレスミスをしてしまう

原因と対策①:勉強の教材が自分に合わない

基本的には、教材は最初に買ったものを、再受験までしっかりと使い続けるのが理想と考えています。

しかし、下記のケースであれば、勉強の効率と効果が下がる可能性があるため、再受験に向けて購入を検討してもよいでしょう。

●勉強の教材が自分に合わないケース
・ケース①:内容が難しく、頭に入ってこない
・ケース②:ボリュームが多く、進まない
・ケース③:受験する試験範囲が反映されていない

ケース①:内容が難しく、頭に入ってこない

教材(参考書等)は、自分にとって理解しやすいことが最も重要です。

販売されている教材は、説明が明瞭、イラストで視覚的に分かりやすく表現しているなど、それぞれ工夫されています。

理解のしやすさの定義は人によって異なるので、自分にとって分かりやすいものを選びましょう。時間がある場合は、書店でみてみることもおすすめです。

最初に買った教材が理解しづらく、勉強が進まないのであれば、再購入の検討の余地があります。

ケース②:ボリュームが多く進まない

技術系の教材は、詳しく丁寧なものほど良いことには間違いありません。

しかし、ITパスポート試験を受かることを目的とした場合は、詳細の知識は負担になる可能性があります。

なぜなら、次のような理由があるためです。

●教材のボリュームが負担になる理由
・理由①:初学者の場合、概要を抑えることが優先

・理由②:試験では概要知識が問われる傾向
・理由③:必要な詳細知識は過去問題演習で習得可能

したがって、勉強に使える時間で無理なくこなせる分量の教材を選ぶことをおすすめします。

ケース③:受験する試験範囲が反映されていない

ITパスポート試験の試験範囲は、随時改定されます。試験範囲の改定では、主に新しい用語が追加され、出題内容も変更されていきます。

最新の追加用語に関しては、過去問題の演習のみでは不足してしまうので、参考書で補強することが重要です。

自分の受験時期の試験範囲に合った参考書を購入しているかは確認しておきましょう。

ITパスポート試験の試験範囲については次の記事に詳細を解説しています。

教材を再購入するなら!おすすめ教材

これまで説明してきた通り、ITパスポート試験の受験用の教材としては、より簡単なものをおすすめしています。

たとえば、「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」です。

また、自分で勉強するのが難しいのであれば、通信教育のスタディングはリーズナブルな値段で手寧な動画での勉強ができるのでおすすめです。

過去問題集としては、無料で利用できる過去問道場がおすすめになります。

原因と対策②:勉強方法が合っていない

ITパスポート試験では、勉強方法を見直せば合格に一気に近づくといっても過言ではありません。

正しい勉強法としては、「教材でインプット」「過去問題でのアウトプット」をバランス良く行う必要があります。

具体的には、「インプット3割」、「アウトプット7割」の意識です。

実際には、次のような流れでインプット、アプトプットにより準備すると良いと考えています。

●おすすめの再学習方法
ステップ①:教材を読み直す
ステップ②:過去問を解き直す
ステップ③:シラバスの追加用語を確認
ステップ④:教材で再確認

ステップ①:教材を読み直す

一度、教材を簡単に読み直してみましょう。

受験結果を受け、これまで勉強が、どの程度頭の中で整理されているかを確認するためです。

ここで、参考書の勉強のやり直しは、心理的にハードルが高いので、隙間時間にサラッと確認する程度で構いません。

内容が完全には理解できていないにしても、出てくる用語はなんとなく聞いたことがある程度にはなっているかと思います。

まずは、教材で自分の理解度を客観的に把握しておくことが重要です。

ステップ②:過去問題を解き直す

試験の得点を上げるには、過去問題でのアウトプットが欠かせません。最受験の場合のポイントは下記です。

●過去問を解き直す際のポイント
ポイント①:分野毎に解く
ポイント②:苦手分野を優先に解き直す
ポイント③:正解以外の回答も理解する
ポイント④:回答から問題もイメージ

このポイントで勉強を実行しやすいのは、過去問題集は、過去問道場です。無料で活用できるのでおすすめです。

過去問の解き直しは、過去問道場で行うことを前提に説明をしていきます。

ポイント①:分野毎に進める

過去問題の演習をする場合は、年度毎ではなく、分野ごとに問題を解くようにしましょう。

同じような内容の問題を多く解くことで、頭の中に整理されやすくなるためです。

過去問道場では、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の分野をさらに細分化した単位で出題できます。

れまで過去問演習を年度毎にやっていた場合、分野毎に解くように心がけるだけでも学習効果が期待できますよ!

ポイント②:苦手分野を優先に解き直す

受験結果を確認し、ある程度の苦手な分野が判明している場合は、苦手分野を優先して解くようにしましょう。

なぜなら、ITパスポート試験では、しっかりと用語を抑えておけば得点が期待できるので、苦手な部分は逆に得点源になりうるためです。

ポイント①で紹介した方法で、分野毎に過去問題を解くことができます。

苦手な分野は、解き直す過去問題の年数を増やすなどで調整してみましょう。

ちなみに、過去問題を解くおすすめの年数は、直近3年分です。次の記事に詳しく書いています。

ポイント③:正解以外の回答も理解する

過去問題の正答以外の回答についてもできる限り抑えることをおすすめします。

理由としては、4倍の知識がつくこと、本番試験での対応力強化につながるためです。

実際に、「平成30年秋期 問88」の過去問題の出題を確認してみましょう。

コンピュータの内部時計を,基準になる時刻情報をもつサーバとネットワークを介して同期させるときに用いられるプロトコルはどれか。
ア:FTP
イ:NTP
ウ:POP
エ:SMTP

出典:ITパスポート試験 平成30年秋期 問88

不正解選択肢の解説を理解すれば、ア~エの用語の意味を抑えられます。

ア:FTP(File Transfer Protocol):ファイル転送プロトコル
イ:NTP(Network Time Protocol):時刻同期プロトコル
ウ:POP(Post Office Protocol):メール受信プロトコル
エ:SMTP(Simple Mail Transfer Protocol):メール送信・転送プロトコル

過去問道場を使って過去問演習をしている場合、不正解の内容についても補足説明があるので、勉強がしやすいはずです。

本番の臨機応変な対応のため、不正解の選択肢にも少し目を通すように心がけてみましょう!

ポイント④:回答から問題もイメージ

出題と回答だけではなく、回答から出題をイメージできるようにすると良いでしょう。

理由は、ITパスポート試験に受からないケースとして、出題から回答のセットを丸暗記している場合があるためです。

つまり、問われ方が変わってしまう場合、同じ内容にも関わらず、回答に自信が持てないというケースです。

具体例として再度、『平成30年秋期 問88』の過去問題の出題を確認してみましょう。

コンピュータの内部時計を,基準になる時刻情報をもつサーバとネットワークを介して同期させるときに用いられるプロトコルはどれか。
ア:FTP
イ:NTP
ウ:POP
エ:SMTP

出典:ITパスポート試験 平成30年秋期 問88

このとき、「時刻情報を同期するプロトコル→NTP」という「問題→回答」について理解しておくことが一般的です。

ここでは、さらに踏み込んで「NTP→時刻情報を同期するプロトコル」といった「回答→問題」をイメージできるように合わせて理解をしておきます。

このように理解を深めることで、次のような問題に自信をもって回答ができるはずです。

NTPの利用によって実現できることとして,適切なものはどれか。
ア:OSの自動バージョンアップ
イ:PCのBIOSの設定
ウ:PCやサーバなどの時刻合わせ
エ:ネットワークに接続されたPCの遠隔起動

出典:ITパスポート試験 令和元年秋期 問94

もし、用語は聞いたことがあっても、回答に自信が持てないという場合には、「回答→問題」も意識して過去問題の解き直しをしてみましょう!

ステップ3:シラバスで追加用語を確認

繰り返しになりますが、ITパスポート試験の試験範囲(=シラバス)は、随時改定されています。

最新の追加用語に関しては、過去問題の反映に時間がかかるため、過去問以外で補強することが重要です。

本サイトでも用語一覧を用意していますので、ご活用ください。

また、シラバスの詳細な勉強方法については下記の記事で解説しています。

ステップ4:教材で確認

ここまでできれば次の試験は合格できる可能性が高いと考えています。最後の一押しで教材を読んでみましょう。

理由は、頭の中の断片的な知識を最後に体系的整理するためになります。

最初に読んだときよりも、確実に成長していることを実感できるはずです。

最後の一押し、気を抜かず合格まで突き進みましょう!

原因と対策③:勉強時間が足りない

仕事や学業で忙しい場合、なかなか時間をとることが難しいと思います。なるべくスキマ時間を活用できるように工夫するのがよいでしょう。

私も次のような工夫をし、なるべくスキマ時間を有効活用するように心がけていました。

●スキマ時間を有効活用する工夫
工夫①:スマートフォンで勉強できるようにしておく
・参考書を電子書籍で購入する
・動画形式の通信教育を受講する
・過去問演習は過去問道場を利用する

工夫②:休日と平日のスキマ時間の勉強を決めておく
・休日:過去問題の演習
・平日:休日に解いた過去問の解き直し
    参考書で復習

過去問題を過去問道場、参考書を電子書籍、動画での通信教育などにすれば、スマートフォン一台あれば、どこでもいつでも勉強ができるのでおすすめです。

忙しい場合は、スキマ時間を有効に活用できないかを検討してみてください。

原因と対策④:モチベーションが維持できない

モチベーションを維持したい場合は3つの方法おすすめしておきます。

●モチベーションを維持する方法
・方法①:資格をとる意味を再確認する
・方法②:再受験日を設定して追い込む
・方法③:先行投資を意識する

方法①:資格をとる意味を再確認する

モチベーションの維持には、「なぜ、ITパスポート試験を合格したいのか?」という意味が自分の中で明確であることが大切です。

実際に、動機を正しくつけることができれば、やる気や行動を促すことができるといった研究結果もあります。

私は、次のようなことがITパスポート試験にかることのメリットと考えています。

ITパスポート試験の勉強により、IT人材としての基礎が身につき、ステップアップも期待できます。学生であれば、憧れのIT業界への一歩にもなり得ます。

なぜ、受かりたいのか?未来に何をなしたいのか?自分に少し問いかけてみましょう。動機づけができるはずです。

方法②:再受験日を設定して追い込む

再受験の日を先に設定し、締め切りによって追い込んでしまうのも良い方法になります。

人間は締め切りを意識すると生産性が向上することが分かっているためです。実際に、「締め切り効果」とも呼ばれています。

完全に準備ができてから、受験日を設定すると準備に時間がかかってしまいます。

先に締め切りを決め、スピード感を持って取り組むこともモチベーションを維持する方法のひとつです。

方法4:先行投資を意識しよう!

これまで受験に費やしたものを合格のための先行投資として意識するのも良いでしょう。

勉強するために用意した教材や受験料は、先行投資です。さらに、勉強に費やした時間も投資の一部に含まれます。

自分の大切なお金や時間を投資しているのですから、ぜひ合格というリターンをもぎ取りましょう。

投資したのだから、絶対に受からなければという意識が働くはずです。

原因と対策⑤:試験でケアレスミスをしてしまう

試験に慣れていないと、本番で緊張によりケアレスミスをしてしまう方もいるかと思います。

頑張ってきた成果を発揮するためには、「試験に慣れ焦らずに回答すること」と「時間の限り見直しをすること」が対策になります。

具体的には、ITパスポートの公式サイトに実施の試験方式(CBT方式)の練習ツールがあるので活用しましょう。

方法の詳細については、下記でも解説をしています。

前の問題にもどる、曖昧な問題に対してフラグを立てるなども、上手く活用してケアレスミスを防ぎましょう!

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【まとめ】確実に受かるために適切な対策をしよう!

原因に対して、適切な対策を実行できれば、ITパスポート試験の再受験で合格をつかみ取ることができるはずです!

最後に、解説した原因と対策についておさらいをしておきましょう。

●ITパスポート試験に受からない原因と対策
・原因①:勉強の教材が自分に合っていない

 →対策①:初心者向けの教材を活用しよう!
・原因②:勉強方法が合っていない
 →対策②:インプットとアウトプットのバランスを意識しよう!
・原因③:勉強時間が足りない or 取れない
 →対策③:スキマ時間を活用できるよう工夫しよう!
・原因④:勉強のモチベーションが維持できない
 →対策④:動機付け/締切/先行投資を利用しよう!
・原因⑤:試験でケアレスミスをしてしまう
 →対策⑤:試験方式に慣れよう!時間が許す限り見直そう!

絶対に次は受かってやる!という強い意志を忘れずに、正しい努力を積み上げていきましょう。

この記事によって、皆さんが合格をつかみとる後押しができたなら幸いです。

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