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53-02.画像と映像の品質

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ITパスポート試験 教材
●このページで解説する内容
画像の品質
 -画素:画像表現する最小単位
 -解像度:1インチあたりの画素の数
 -階調:画素が表現可能な色の段階
映像の品質(規格)フルHD4K8K
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画像の品質

画像の品質は、画像表現する最小単位の画素(ピクセル)解像度階調の2つで決まります。

解像度:1インチあたりの画素の数
・階調:画素が表現可能な色の段階

解像度

解像度のイメージ
解像度のイメージ

解像度とは、1インチあたりの画素の数(ピクセルの数)を表す指標です。解像度の単位には、1インチ単位のピクセルという意味で「pixel per inch」の頭文字をとった、「ppi」を用います。

解像度が高いほど、画素の数が多いので、画像の表現が豊かになり品質も高くなります。逆に解像度が低いと品質が落ちます。

階調

階調のイメージ
階調のイメージ

階調とは、画素が表現可能な色の段階です。コントラストとも呼ばれます。

例えば、白黒の2色の場合は、2階調となります。さらに、グレースケース、フルカラーのように階調が高くなると、画像の品質も高くなります。

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映像の品質(規格)|フルHD/4K/8K

ディスプレイやテレビの映像の品質(規格)は、解像度を「横の画素数×縦の画素数」の総画素数と通称で表記します。

例えば、映像の規格には、「フルHD」「4K」「8K」などがあります。

通称横の画素数
×
縦の画素数
総画素数縦横の画素数比較
(対フルHD)
総画素数比較
(対フルHD)
フルHD1,920×1,080約207万画素--
4K3,840×2,160約829万画素2倍4倍
8K7,680×4,320約3,318万画素4倍16倍

4Kは、フルHDの横と縦の画素数が2倍になった映像の規格です。縦と横の画素数が2倍になっているので、総画素数としては4倍です。

さらに、8Kでは、フルHDの横と縦の画素数が4になります。縦と横の画素数が4倍になっているので、16倍の総画素数となります。

したがって、映像の品質はフルHD<4K<8Kの順に高くなります。

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【まとめ】画像と映像の品質

それでは最後におさらいをしておきましょう!

用語説明
画素画像表現する最小単位
解像度1インチあたりの画素数
単位は、[ppi(pixel per inch)]
階調画素が表現可能な色の段階数
フルHD横と縦の画素数が「1,920×1,080」である映像の規格
4K横と縦の画素数が「3,840×2,160」である映像の規格
対フルHD:横と縦の画素数)2倍、総画素数)4倍
8K横と縦の画素数が「1,920×1,080」である映像の規格
対フルHD:横と縦の画素数)4倍、総画素数)16倍

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