こんな疑問を解決する記事を書きました。
結論からいうと、皆さんの状況によって参考書の「いる」か「いらない」は変わります。ただし、初学者の方は参考書が必須と考えています。
・参考書の「いる」「いらない」の具体例
・参考書で勉強するメリット
・参考書を選ぶ際のポイント
「ITパスポート試験を何で勉強すればよいかわからない!」という方に是非読んでほしい内容です。
ITパスポート試験の参考書はいらない?いる?判断基準
先述した通り、ITパスポート試験の参考書が「いる」or「いらない」は、人によると言うのが結論です。
なぜなら、受験者のこれまでの経験や今後進んでいきたい方向性が異なるためです。
具体例として、参考書が「いらない人」と「いる人」を紹介していきます。
参考書がいらない人の具体例
ITパスポート試験の参考書がいらない人は、すでにITの基礎知識がすでにあり、合格のみが目的である場合です。
例えば、社会人の方で、ITパスポート試験の合格を業務命令された場合は、時間もお金もかけたくないかもしれませんね。
事前知識がある場合は、過去問題の演習のみでも、合格自体は可能です。
ただし、ITパスポート試験の範囲は広く、技術的な内容だけではなく、経営戦略やプロジェクトマネジメント等も含まれます。
過去問題を解いてみて、参考書があった方が良いと思った際には、検討してみるのも良いでしょう。
参考書がいる人の具体例
逆に、ITパスポート試験の参考書がいるのは、ITの初学者の場合です。
なぜなら、過去問題のみで勉強の場合、知らない用語が多く挫折する可能性が高いためです。
試験範囲が広く、覚える用語も多量にあるITパスポート試験では、スムーズな勉強のためにも参考書は初学者にとって有益です。
[補足]参考書がいる人の具体例
また、ITの知識も有していても、今後将来的にIT系でステップアップしたいのであれば、参考書での勉強をおすすめします。
具体的には次のような場合です。
・ITの領域でステップアップしたい方
理由は、自分の経験からも、将来を考えるとITの知識は体系づけることがおすすめです。参考書はその点、非常に役に立ちます。
過去問題の演習のみでは、試験対策のみに特化してしまいがちです。一方、参考書では、知識を体系的に身につけることができます。
一度、ITの知識をどのように今後活かしたいのかも考えてみてみると良いと思います。
初学者はITパスポート試験の参考書がいる!5つの理由
繰り返しになりますが、ITの初学者や初心者は、ITパスポート試験の参考書がいると考えています。
参考書で勉強するメリットの観点から、理由について解説していきます。
・理由①:体系的に学ぶことができる
・理由②:知識を効率的・効果的に習得できる
・理由③:参考書の投資はコスパに優れる
・理由④:過去問題のみでは知識が不足する
・理由⑤:勉強に挫折しにくい
理由①:体系的に学ぶことができる
参考書を利用して勉強するメリットは、知識を体系立てて頭の中に整理できるという点です。この点は、ITパスポート試験の合格に重要な要素です。
なぜなら、ITパスポート試験では、試験範囲は広く、より多くの汎用的な知識が出題されます。
実際に、ITパスポート試験は次の試験範囲となっています。
試験範囲が広いため、過去問題の演習のみでは知識間の繋がりを理解し辛いです。参考書は知識を体系的に整理するために、非常に効果的です。
理由②:知識を効率的・効果的に習得できる
参考書での勉強のメリットには、効率的かつ効果的に習得できることが挙げられます。
ITパスポート試験の勉強の課題として、「覚えるべきIT用語が多いこと」、「IT用語は文字のみではイメージしづらい」といったことがあります。
参考書は、この課題に非常に工夫がされています。具体的には次のような点です。
・イメージをつかみやすいようにイラストで表現
・頻出の用語や内容優先的に解説
・簡潔明瞭に出題ポイントを解説
解説が工夫されているので、頭にも残りやすく、勉強時間も短くできます。参考書で勉強する大きなアドバンテージです。
理由③:参考書の投資はコスパに優れる
ITパスポート試験の勉強をする上で、参考書への投資はコストパフォーマンスに優れていると考えています。
具体的には、参考書は必要なIT知識が網羅的かつ丁寧に解説されています。したがい、勉強時間が削減できるので、参考書の購入に使った2,000円の投資はすぐに回収が可能です。
さらに、ITパスポート試験の受験料は、現在7,400円です。万が一、参考書を利用せずに一度でも不合格になってしまった場合は、損失の方が大きいと考えます。
参考書は、勉強時間の効率化の意味でも、一回の受験で合格するために必要な投資として優れています。
理由④:過去問題のみでは知識が不足する
ITパスポート試験では、過去問題の演習のみで不足してしまう可能性があります。
試験範囲は定期的に更新されており、用語が追加されますが、追加用語の過去問題への反映にはタイムラグが生じるためです。
具体的には、ITパスポート試験の試験範囲は改定時、過去問題として公開されるのは半年後です。さらに、追加用語のうち、過去問題として公表されるのは、10%程度に満たないです。
したがい、確実にITパスポート試験で合格したい場合には、過去問題と試験範囲が反映された参考書を併用することがおすすめです。
試験範囲と最新の試験範囲のに関する詳細は、下記の記事で解説をしています。
理由⑤:勉強に挫折しにくい
ITの初学者が過去問題だけで勉強しようとすると挫折しやすいです。
なぜなら、ITパスポートの過去問題の演習では事前知識のない分からない用語が連発するとモチベーションが下がることが懸念されるためです。
実際に、ITパスポート試験の申込者数と受験辞退者数を比べると13%程度(約3万人※/約24万人)の方が受験に至っていません。
※受験辞退者数(3万人)=受験者数(24万人)-受験者数(21万人)
やはり、受験まで至らない方も多いので、なるべく受験までモチベーションを維持できるような勉強方法として参考書はおすすめです。
初心者が選ぶべきITパスポート試験の参考書は?
結論から言うと、初学者の方におすすめの参考書は、「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」です。
参考書を選ぶ際には、次の3つのポイントを確認するとよいでしょう。
・ポイント①:なるべく簡単に解説されている
・ポイント②:網羅的だが分量が少ない
・ポイント③:最新の試験範囲が反映されている
ポイント①:なるべく簡単に解説されている
初学者はなるべく簡単な参考書を選びましょう。
なぜなら、理解に時間がかかってしまっては、参考書の勉強の意味がなくなるためです。
具体的には、「説明が簡潔明瞭であること」、「イラストが多い」などがあると勉強が捗ります。
参考書の購入の際には、ぜひ背伸びをせずに自分にとって勉強がしやすそうな参考書を選びましょう。
ポイント②:網羅的だが分量が少ない
参考書は、1ページあたりの情報量を厳選しているものがおすすめです。
なぜなら、情報量が多すぎると何が重要なのか分かりにくいためです。
全てを一度に暗記しようとなるとかなり負担がかかってしまうことが危惧されます。
最終的には網羅的に理解することも大事ですが、初学者の方はキーポイントをまず抑えるということを意識できる参考書がよいでしょう。
ポイント③:最新の試験範囲が反映されている
自分の受験時期にあった最新の試験範囲が網羅されている参考書を選ぶことも重要です。
先述した通り、ITパスポート試験の試験範囲は、定期的に改訂されていきます。
自分の受験時期と試験範囲を一度、ITパスポート試験の公式サイトで確認しておきましょう。
基本的には、最新版の参考書を買うようとよいでしょう。
おすすめの参考書「いちばんやさしいITパスポート」
ここまで参考書を選ぶ際のポイントを解説してきましたが、最も重要なのは自分にとって勉強を続けられそうな参考書を選ぶということです。
人それぞれ相性は異なるので、ネットショップで試し読みをするのも一つの手です。
是非、合格までの相棒としての参考書を選んでくださいね!
独学では不安という場合は?
参考書と過去問をみてみたけど、独学では不安という方には、スタディングという動画教材は、リーズナブルで、高品質な動画と問題集できるので、非常におすすめです。
一度、参考書を買う前に選択肢の候補として情報を収集しておいても損はありません。
【まとめ】初心者はITパスポート試験の参考書を準備しよう!
参考書はメリットがあるので、基本的には参考書でITパスポート試験を勉強することがおすすめにはなります。
参考書が「いる」「いらない」の判断、どの参考書を買うのかを検討の参考していただければと思います。
それでは最後に内容をまとめておきましょう。
・IT系の知識があり、合格だけが目的の人
〇参考書がいる人
・初心者の方
・今後IT業界でステップアップしたい方
〇参考書で勉強するメリット
・体系的に学ぶことができる
・知識を効率的・効果的に習得できる
・参考書の投資はコスパに優れる
・過去問題のみでは知識が不足する
・独学だと挫折しやすい
〇参考書を選ぶ際のポイント
・なるべく簡単に解説されている
・網羅的だが分量が少ない
・最新の試験範囲が反映されている
この記事がITパスポート合格に向けた勉強の第一歩となれば幸いです。
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