●このページで解説する内容
・画像の品質
-画素:画像表現する最小単位
-解像度:1インチあたりの画素の数
-階調:画素が表現可能な色の段階
・映像の品質(規格):フルHD<4K<8K
・画像の品質
-画素:画像表現する最小単位
-解像度:1インチあたりの画素の数
-階調:画素が表現可能な色の段階
・映像の品質(規格):フルHD<4K<8K
画像の品質
画像の品質は、画像表現する最小単位の画素(ピクセル)の解像度と階調の2つで決まります。
・解像度:1インチあたりの画素の数
・階調:画素が表現可能な色の段階
・階調:画素が表現可能な色の段階
解像度
解像度とは、1インチあたりの画素の数(ピクセルの数)を表す指標です。解像度の単位には、1インチ単位のピクセルという意味で「pixel per inch」の頭文字をとった、「ppi」を用います。
解像度が高いほど、画素の数が多いので、画像の表現が豊かになり品質も高くなります。逆に解像度が低いと品質が落ちます。
階調
階調とは、画素が表現可能な色の段階です。コントラストとも呼ばれます。
例えば、白黒の2色の場合は、2階調となります。さらに、グレースケース、フルカラーのように階調が高くなると、画像の品質も高くなります。
映像の品質(規格)|フルHD/4K/8K
ディスプレイやテレビの映像の品質(規格)は、解像度を「横の画素数×縦の画素数」の総画素数と通称で表記します。
例えば、映像の規格には、「フルHD」「4K」「8K」などがあります。
通称 | 横の画素数 × 縦の画素数 | 総画素数 | 縦横の画素数比較 (対フルHD) | 総画素数比較 (対フルHD) |
---|---|---|---|---|
フルHD | 1,920×1,080 | 約207万画素 | - | - |
4K | 3,840×2,160 | 約829万画素 | 2倍 | 4倍 |
8K | 7,680×4,320 | 約3,318万画素 | 4倍 | 16倍 |
4Kは、フルHDの横と縦の画素数が2倍になった映像の規格です。縦と横の画素数が2倍になっているので、総画素数としては4倍です。
さらに、8Kでは、フルHDの横と縦の画素数が4倍になります。縦と横の画素数が4倍になっているので、16倍の総画素数となります。
したがって、映像の品質はフルHD<4K<8Kの順に高くなります。
【まとめ】画像と映像の品質
それでは最後におさらいをしておきましょう!
用語 | 説明 |
---|---|
画素 | 画像表現する最小単位 |
解像度 | 1インチあたりの画素数 単位は、[ppi(pixel per inch)] |
階調 | 画素が表現可能な色の段階数 |
フルHD | 横と縦の画素数が「1,920×1,080」である映像の規格 |
4K | 横と縦の画素数が「3,840×2,160」である映像の規格 対フルHD:横と縦の画素数)2倍、総画素数)4倍 |
8K | 横と縦の画素数が「1,920×1,080」である映像の規格 対フルHD:横と縦の画素数)4倍、総画素数)16倍 |
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