このページでは、システムの経済性の指標として、コストの考え方について解説します。
●このページで解説する内容
・TCO:システムの導入~廃棄までのコスト総和
・初期コスト:システムの導入に関わる費用
・運用コスト:システムの運用に関わる費用
・TCO:システムの導入~廃棄までのコスト総和
・初期コスト:システムの導入に関わる費用
・運用コスト:システムの運用に関わる費用
TCO(Total Cost of Ownership)とは?
システムの経済性(コスト)は、システムの導入~廃棄までのコスト総和で考える必要があります。
このコストの総額のことをTCO(Total Cost of Ownership)と呼び、初期コストと運用コストの和で表すことができます。
●TCO(Total Cost of Ownership)
TCO=初期コスト+運用コスト
TCO=初期コスト+運用コスト
初期コスト(イニシャルコスト)
初期コストは、システムの導入に関わる費用のことです。イニシャルコストとも呼ばれます。
例えば、ハードウェアやソフトウェアの購入費用、システムの構築費用、利用者の教育に関わる費用などが該当します。
運用コスト(ランニングコスト)
運用コストとは、システムの導入が完了したのち、運用にかかる費用のことです。ランニングコストとも呼ばれます。
具体的には、システムの保守費用、消耗品の費用、システム管理者の人件費などが相当します。
【まとめ】TCO(初期コスト/運用コスト)
それでは、最後におさらいをしておきましょう。
用語 | 説明 |
---|---|
TCO | システムの導入~廃棄までのコストの総額 TCO=初期コスト+運用コスト ※Total Cost of Ownership |
初期(イニシャル)コスト | システムの導入に関わる費用 |
運用(ランニング)コスト | システムの運用に関わる費用 |
コメント