ITパスポート試験 シラバス6.0 用語一覧
ITパスポート試験 は、2022年4月以降「シラバス6.0」からの出題となります。
シラバス6.0で追加された全160語を用語一覧としてまとめました。効率的な勉強のため、是非ご活用ください。
No. | 用語 | 説明 |
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1 | テレワーク | ICT(情報通信技術)を活用した、場所・時間にとらわれない働き方 形態として「在宅勤務」「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務」がある 管理者と従業員が物理的に離れるので労務管理の困難さがある ※tele:離れたところ、work:働くの造語 ※ICT(Information and Communication Technology) |
2 | 在宅勤務 | 自宅で業務にあたるテレワークの形態 |
3 | モバイルワーク | 交通機関での移動時や喫茶店等で業務にあたるテレワークの形態 |
4 | サテライトオフィス勤務 | 本社や本拠地から離れた小規模なオフィスで勤務するテレワークの形態 |
5 | 官民データ活用推進基本法 | 国、自治体、独立行政法人、民間事業者が管理するデータを利用し、行政、医療、教育の効率化やビジネス創出などを目的とした法律 「オンライン手続き」「オープンデータ」「マイナンバーカード」の推進等も施策に含まれる |
6 | デジタル社会形成基本法 | ICT(情報通信技術)を活用し情報を適正かつ効果的に活用することで発展する社会(デジタル社会)の形成を目指した法律 「施策の基本理念」「国、自治体、事業者の責務」「デジタル庁の設置」等が定められている |
7 | アンケート | 多数の人々に同じ質問を出し、回答を求める定量調査の手法の一つ ※定量調査:数値や量で表すことのできるデータ(定量データ)を収集、分析する調査方法 |
8 | インタビュー | 対象者に直接接触し質問を出し、回答を求める定性調査の手法の一つ インタビューの形式として、「構造化(インタビュー)」、「半構造化(インタビュー)」、「非構造化(インタビュー)」がある ※定性調査:行動や発言などの数値や量で表すことのできないもの(質的データ)を収集、解釈する調査方法 |
9 | 構造化(インタビュー) | 事前に決められた質問を出し、回答を求めるインタビューの形式 |
10 | 半構造化(インタビュー) | 事前に決めた質問を出し、回答に応じて掘り下げた質問をするインタビューの形式 |
11 | 非構造化(インタビュー) | テーマに関して話してもらい、内容に応じて掘り下げた質問をするインタビューの形式 |
12 | フィールドワーク | テーマに即した現地に訪れ、状況を直接観察したり、関係者から話を聞くことで情報を集める手法 |
13 | 系統図 | 目的を達成するための具体的な手段をツリー状の分岐構造を用いて展開し、最適な手段を見つける分析手法 |
14 | 最小二乗法 | 測定した変数間の関係を表す最も確からしい式を求める手法の一つ 「測定した変数」と「関係式」の誤差の二乗の和が最小となる式を最も確からしい式とする |
15 | マトリックス図 | 2つの要素の関係性を縦と横の2次元の表もしくはグラフを用いて整理した図 |
16 | モザイク図 | 2つの要素の度数の割合を縦と横の積み上げ棒グラフとして表したグラフ |
17 | ロジックツリー | 問題の関連する要素をツリー状の分岐構造を用いて展開し、原因の究明や解決策の立案に用いる分析手法 |
18 | コンセプトマップ | メインテーマにから連想されるアイデアや情報を線で繋げながら、放射状に展開する分析手法 |
19 | シェープファイル | 図形情報と属性情報を持った地図データが集まったファイル ※Shape:形状 |
20 | 共起キーワード | ある単語に対して、同時・頻繁に出現するキーワード ※例:「ITパスポート」という単語に対する共起キーワードは「勉強方法」など |
21 | GISデータ | 地理情報を扱うシステム用のデータ 地理情報を要素毎(例.建物、道路・・・)のデータとして保存 ※Geographic Information System:地理情報システム |
22 | クロスセクションデータ | ある一時点における複数の要素の情報を集めたデータ ⇔時系列データ:ある要素の時間経過に伴う変化を集めたデータ ※Cross Section:横断的 |
23 | 仮説検定 | 仮説を立て、実際の結果を確率的に検証し、結論を導く方法 仮説が「正しい」とした条件で考え、確率が有意水準より小さい場合、仮説を「誤り」とする |
24 | 有意水準 | 仮説検定において、仮説が「正しい」or「誤り」とする確率の基準値 |
25 | 第1種の誤り | 仮説検定において、仮説が「正しい」が真実の場合に、仮説を「誤り」としてしまうこと |
26 | 第2種の誤り | 仮説検定において、仮説が「誤り」が真実の場合に、仮説を「正しい」としてしまうこと |
27 | モデル化 | 現象を単純化し、図表や数式、データ構造などにより定義すること モデル化により、コンピュータで現象のシミュレーションにより解析できる |
28 | 確定モデル | 不規則な現象を含まず関係式で表すことのできるモデル |
29 | 確率モデル | 確率的法則性に従う現象を表したモデル |
30 | ブレーンライティング | 議論をせずに紙にアイデアを書き出す手法 アイデア書いた紙を順番に回しながら、前の人のアイデアから新しいアイデアを生み出していく |
31 | 限定提供データ | 複数の企業間で共有される価値のあるデータで、不正取得が不正競争行為に該当し、保護されるもの 不正競争防止法の改正で導入された |
32 | 個人識別符号 | 個人の身体的特徴や割り当てられた番号をコンピュータで読み取ることのできる符号 個人情報保護法では、個人情報の一部として含まれている 例.指紋、DNA、マイナンバー、運転免許証番号、携帯電話番号など |
33 | ISO 26000 | 持続可能な発展を目的とした組織の社会的責任に関する国際規格(社会的責任に関する手引) 組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティの参加およびコミュニティの発展がテーマ ※International Organization for Standardization:国際標準化機構 |
34 | JIS Q 38500 | 組織のITガバナンスに関するの国際規格(ISO/IEC 38500)を基にした日本産業規格 ※ITガバナンス:ITへの投資・効果・リスクを最適化する組織の戦略的な仕組み ※Japanese Industrial Standards: 日本産業規格 |
35 | ITS | 道路、自動車、人の間で情報を送受信するシステム 事故、渋滞や環境対策などの解決策として活用を期待 ※Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム |
36 | セルフレジ | 購入者自身が商品のバーコード読み取りから支払いまでを行うレジ |
37 | 住民基本台帳ネットワークシステム | 氏名、生年月日、性別、住所などの住民に関する台帳(住民基本台帳)をネットワークでつなぎ、全国共通で利用できるシステム 行政の住民に関する事務処理の基礎となるシステム |
38 | マイナンバーカード | 日本の全住民に割り振られた12桁の番号(マイナンバー:個人番号)が記載されたプラスチック製のカード ICチップ内に電子的に個人を認証する電子証明書を搭載している |
39 | 緊急速報 | 気象庁が配信する緊急地震特報、津波警報、特別警報や自治体が配信する災害・避難情報を特定のエリアの携帯端末に一斉に通知するサービス |
40 | J アラート | 緊急地震速報やテロ攻撃など緊急事態に関する情報を、国から人口衛星を用いて送信 市町村防災行政無線を自動起動し、警報を放送するシステム ※別名:全国瞬時警報システム |
41 | AI 利活用ガイドライン | AI(人工知能)の利活用段階において留意すべき事項を10個の原則でまとめたガイドライン |
42 | スマート農業 | ロボット、AI(人工知能)、IoTなどの技術を活用する農業 ※例:自動収穫機・田植機、水田の水位の自動制御など |
43 | 尺度 | 変数がもつ値の性質で整理したもの 「名義尺度」「順序尺度」「間隔尺度」「比例尺度」がある |
44 | 名義尺度 | 値に順序関係はなく、分類するためだけの尺度 ※例:性別、氏名、血液型など |
45 | 順序尺度 | 値に順序関係はあるが、値同士の間隔に意味がない尺度 ※例:順位、5段階評価の成績など |
46 | 間隔尺度 | 値に順序関係があり、値同士の間隔に意味がある尺度 ※例:温度など |
47 | 比例尺度 | 値に順序関係と値同士の間隔に意味があり、0が原点となる尺度 ※例:身長、値段 |
48 | グラフ理論 | 頂点(ノード)と辺(エッジ)によって構成された図形(グラフ)に関する数学の理論 ※例:電車の路線図(グラフ)で最短ルートの計算 |
49 | 頂点(ノード) | グラフ理論におけるグラフの構成要素、円やドットで表記する ※例:電車の路線図の駅 |
50 | 辺(エッジ) | グラフ理論におけるグラフの頂点(ノード)を結ぶもの、線で表記する ※例:電車の路線図の線路 |
51 | 有向グラフ | 頂点(ノード)間の順序性があるグラフ、辺(エッジ)は矢印で表記する ※例:作業工程を表すグラフ |
52 | 無向グラフ | 頂点(ノード)間の順序性のないグラフ、辺(エッジ)は矢印で表記する ※例:電車の路線図 |
53 | P[接頭語] | \(10^{15}\)を表す接頭語 ※peta:ペタ |
54 | バックプロパゲーション | ニューラルネットワークの出力と正解との誤差から入力の重みの修正を行う手法 出力の結果の誤差から入力の重みを修正する、出力→入力の方向となるので誤差逆伝播法(ごさぎゃくでんぱほう)と呼ぶ ※back:逆の、propagation:伝搬 ※ニューラルネットワーク:人間の脳神経系のニューロンを数理モデル化した機械学習の手法のひとつ |
55 | 式 | 実行すると値を返すもの |
56 | 条件式 | プログラムの分岐条件の記述に用いられる式の種類 例:if ( a > b ) |
57 | 演算子 | 演算内容を表す記号 例:「+」「-」「*」「^」 |
58 | 代入 | 変数に値を入れること 例:a = 2 |
59 | 注釈 | プログラム処理の記述以外のコメントのこと プログラムのソースコードをよりわかりやすくする 例:/* 分岐処理の開始 */ |
60 | 入出力 | プログラムの実行時にユーザーから外部装置(キーボードなど)から入力を受け付け、結果を外部出力(ディスプレイ)に表示すること |
61 | 手続 | 式で記述されたプログラムの部分のこと |
62 | 関数 | 入力から定義した処理を実施し、出力を返す命令 |
63 | 引数 | 関数の入力 |
64 | 戻り値 | 関数の出力 |
65 | データ型 | プログラムで用いるデータの種類の分類のこと 整数型、実数型、論理型、文字型などがある |
66 | 整数型 | 整数の値を格納するデータ型 |
67 | 実数型 | 実数を表現する値を格納するデータ型 |
68 | 論理型 | 「真(true)」と「偽(false)」の2種類の値だけを格納するデータ型 |
69 | 文字型 | 文字を格納するデータ型 |
70 | 探索のアルゴリズム | 探索対象の合致するデータをデータ群から探す手順 |
71 | 線形探索法 | データ群の先頭から末尾まで順番に、合致するデータを探索するアルゴリズム |
72 | 2 分探索法 | 大きい順もしくは小さい順に並んだデータ群から、合致するデータを探索するアルゴリズム 探索対象がデータ群の真ん中より大きいか小さいかを比較、探索単位を半分にしていき計算回数を削減する |
73 | 整列のアルゴリズム | データ群を大きい順もしくは小さい順に並びを整える手順 ソート(アルゴリズム)とも呼ばれる |
74 | 選択ソート | 未整列のデータ群の中から最大もしくは最小のデータを選択し、整列済みのデータの列に追加していく整列のアルゴリズム |
75 | バブルソート | データ群の端のデータと隣のデータを比較し、並べたい順と逆転している場合に2つのデータの順番を入れ替える 上記を繰り返す整列のアルゴリズム |
76 | クイックソート | データ群の中で適当な基準値を選択し、基準値よりも大きいグループと小さいグループに分ける この作業を繰り返してデータを整列させる整列のアルゴリズム |
77 | プログラミング | プログラムを作成すること ※プログラム:コンピュータの処理手順の命令 |
78 | C | 広く普及しているプログラミング言語 |
79 | Fortran | 科学技術計算等で用いられるプログラミング言語 ※Formula Translating System ※Formula:数式、Translating:翻訳 |
80 | Java | コンピュータの機種やOSに依存せず、ソフトウェア開発が可能なプログラミング言語 |
81 | C++ | 広く普及しているプログラミング言語 C言語にオブジェクト指向の仕様などを追加したもの ※オブジェクト指向:データと処理手順を一つのまとまり(オブジェクト)として定義し、オブジェクトを組み合わせて全体を構築する手法 |
82 | Python | 簡潔で読みやすい文法が特徴的なプログラミング言語 |
83 | JavaScript | Webページに組み込まれたプログラムをWebブラウザ上で実行するために用いられるプログラミング言語 |
84 | R | 統計解析向けのプログラミング言語 オープンソース、フリーソフトウェアのプログラミング言語 |
85 | 字下げ (インデンテーション) | プログラムの構造を見やすくするために、行の先頭に空白をいれること |
86 | ネストの深さ | プログラムの条件分岐やループの内部に、さらに条件分岐やループが含まれる構造(ネスト)の階層数のこと ※nest:入れ子 |
87 | 命名規則 | プログラムの変数名や関数名等の命名の仕方の決まり |
88 | モジュール分割 | プログラムの設計時に全体を複数の部品に分割すること |
89 | メインルーチン | プログラムの本体となる最初に起動される部分のこと ※routine:手順 |
90 | サブルーチン | プログラムでメインルーチンや他のルーチンから呼び出される部分のこと |
91 | ライブラリ | 特定の機能を持つプログラムを定型化し、ひとまとめにしたファイル 他のプログラムから利用できる |
92 | API | プログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、他のプログラムから利用するための手順やデータ形式などを定めたもの APIにより短いコードを記述するだけで、プログラム(ソフトウェア)の機能を呼び出すことができる ※Application Programming Interface |
93 | WebAPI | プログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、ネットワークを通じ、他のプログラムから利用するための手順やデータ形式などを定めたもの ※Web Application Programming Interface |
94 | ローコード | ツールを用いることで、プログラム言語のコードをほとんど書かずに開発するソフトウェア開発手法 ※例:サイボウズ kintone、Microsoft PowerApps |
95 | ノーコード | ツールを用いることで、プログラム言語のコードを全く書かずに開発するソフトウェア開発手法 |
96 | JSON | JavaScriptのオブジェクトの表記法を利用したテキストベースのデータ形式 ※JavaScript Object Notation |
97 | DDR3 SDRAM | パソコンやサーバのメインメモリとして利用されている半導体メモリ(DRAM)の規格 第3世代のDDR SDRAMの規格の意味 ※Double Data Rate 3 SDRAM |
98 | DDR4 SDRAM | パソコンやサーバのメインメモリとして利用されている半導体メモリ(DRAM)の規格 第4世代のDDR SDRAMの規格の意味 ※Double Data Rate 4 SDRAM |
99 | DIMM | コンピュータのメインメモリとして利用されるメモリ基板のひとつ ※Dual Inline Memory Module |
100 | SO-DIMM | コンピュータのメインメモリとして利用されるメモリ基板のひとつ DIMMの物理的なサイズを縮小した規格 ※Small Outline DIMM |
101 | 煙センサ | 煙を検知するセンサ |
102 | DC モータ | 電気を動力源とするアクチュエータのひとつ 小型化が可能なため、様々な製品に用いられている ※アクチュエータ:動力源と部品を組み合わせて、機械的な動作を行う装置 |
103 | 油圧シリンダ | 油圧を動力源とするアクチュエータ、ピストンを上下させる 大きな力を生み出すことが可能なため、建設機械や大型装置で利用される ※アクチュエータ:動力源と部品を組み合わせて、機械的な動作を行う装置 |
104 | 空気圧シリンダ | 高圧空気を動力源とするアクチュエータ、ピストンを上下させる 柔らかな動作が可能 ※アクチュエータ:動力源と部品を組み合わせて、機械的な動作を行う装置 |
105 | Chrome OS | Googleが設計したオペレーティングシステム |
106 | デザインの原則 | 見やすくて内容が伝わりやすいデザインの原則のこと 4原則として「近接」「整列」「反復」「対比」がある |
107 | 近接 | デザインの原則のうち、関係性の近い要素を近づけて配置すること |
108 | 整列 | デザインの原則のうち、要素の位置を揃えて配置すること ※例:左揃え、右揃え、中央揃え、上揃えなど |
109 | 反復 | デザインの原則のうち、同じ要素を繰り返すこと |
110 | 対比 | デザインの原則のうち、要素に変化を加えること ※文字の大きさを変える、フォントを変えるなど |
111 | シグニファイア | 人に特定の行動を促す手がかりとなるデザイン ※例:信号機 青→「進む」など |
112 | 構造化シナリオ法 | ユーザー体験(UX)向上を目的に、ユーザーの「バリュー(価値)」→「アクティビティ(行動)」→「インタラクション(操作)」の3段階のシナリオで商品やサービスを考える手法 |
113 | インフォグラフィックス | 情報をイラスト、チャート、グラフ、表などで表現したもの |
114 | 人間中心設計 | ユーザーの使い方に焦点を当て、より使いやすくすることを目的とする設計アプローチ |
115 | PCM | 音声などのアナログデータ(連続のデータ)をデジタルデータに変換する方式の一つ 一定の周期でデータを抽出(標本化、サンプリング)し、抽出したデータを数値で置き換える(量子化) ※Pulse Code Modulation:パルス符号変調 |
116 | WAV | 音声のファイル形式のひとつ Windowsが標準で対応している ※Waveform Audio File Format |
117 | AAC | 音声のデータの圧縮方式のひとつ 動画データの圧縮方式のMPEG-2およびMPEG-4の音声データ圧縮方式の部分として規定 ※Advanced Audio Coding |
118 | ラスタデータ (ビットマップデータ) | 画素(ピクセル)毎の色の情報で描画する画像データ |
119 | ベクタデータ | 直線や曲線などの数式で描画する画像データ |
120 | BMP | Windows標準の画像ファイル形式、圧縮しない(フルカラー) ※Bitmap |
121 | TIFF | ビットマップ形式の画像データを保存するためのファイル形式のひとつ ※Tagged Image File Format |
122 | EPS | PostScriptで記述されたデータを画像ファイルとして保存するためのファイル形式 ※PostScript:Adobe社が開発したページ記述言語、文字や図形、画像などをレイアウトして印刷可能なページを記述できる ※Encapsulated PostScript |
123 | フレーム | 動画を構成する1つの画像(コマ)のこと |
124 | フレームレート | 1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す値 単位は「fps(frames per second)」 |
125 | H.264 | 動画データの圧縮符号化方式の標準の一つ |
126 | H.265 | 動画データの圧縮符号化方式の標準の一つ H.264の後継となる規格 |
127 | AVI | Windows標準動画形式 ※Audio Video Interleave |
128 | MP4 | 動画や音声などを記録するためのファイル形式 |
129 | ランレングス法 | 可逆圧縮アルゴリズムの一つ 連続して現れる符号を、繰り返しの回数を表す値に置き換える方式 ※例:AAAABBB→A4B3 ※可逆圧縮:圧縮後、元のデータの戻すことができる方式 |
130 | ハフマン法 | 可逆圧縮アルゴリズムの一つ 高頻度で出現するパターンを短い符号に、低頻度で出現するパターンを長い符号で置き換える ※可逆圧縮:圧縮後、元のデータの戻すことができる方式 |
131 | CMYK | シアン(Cyan:水色)、マゼンダ(Magenta:赤紫)、 イエロー(Yellow:黄色)、ブラック(blacK:黒)の色のこと ※例:プリンタのインク |
132 | 加法混色 | 赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の光の3原色で色を表現する方法 3色が合わさると白になる |
133 | 減法混色 | シアン(Cyan:水色)、マゼンダ(Magenta:赤紫)、 イエロー(Yellow:黄色)の色の3原色で色を表現する方法 3色が合わさると黒になる |
134 | dpi | 1インチ当たりのドット数の意味、プリンタ、スキャナの解像度を表す単位 ※dot per inch |
135 | ppi | 1インチ当たりのピクセル数の意味、ディスプレイの解像度を表す単位 ※pixels per inch |
136 | ラスタ形式 | ペイント系ソフトウェア(例:Photoshop)の画像の形式 画素(ピクセル)毎の色の情報で描画、拡大すると画像が劣化 |
137 | ベクタ形式 | ドロー系ソフトウェア(例:Illustrator)の画像の形式 直線や曲線などの数式で描画、拡大しても画像が劣化しない |
138 | キーバリューストア(KVS) | データと、データ(バリュー)を一意に識別できる値(キー)の組として保存する仕組み |
139 | ドキュメント指向データベース | ドキュメント形式のデータを保存するデータベース データをXML形式またはJSON形式のドキュメントで管理 |
140 | グラフ指向データベース | グラフ構造を備えたデータベース データの関係がネットワーク上になっている場合の保存や検索に有効 |
141 | バックワードリカバリ | データベースを更新前ログにより、元の状態に戻すこと ※別名:ロールバック |
142 | フォワードリカバリ | データベースを更新後ログにより、障害直前の状態に戻すこと ※別名:ロールフォワード |
143 | VLAN | LAN内に物理的な接続とは別に、仮想的なグループを設定し、一つのLANのように運用する技術 ※Virtual LAN、Virtual:仮想の ※LAN(Local Area Network):特定範囲にある機器が通信するネットワーク、同一建物内のネットワークなどが該当 |
144 | WPS | 無線LAN(Wi-Fi)機器の設定を簡単な操作で行えるようにする機能 ボタン操作によって、親機の持つ設定情報を子機へ転送する ※Wi-Fi Protected Setup |
145 | OSI基本参照モデル | 様々な種類の機器同士が通信するための仕様を階層毎に整理したモデル 「物理層」「データリンク層」「ネットワーク層」「トランスポート層」「セッション層」「プレゼンテーション層」「アプリケーション層」の7つの層から構成される |
146 | 物理層 | OSI基本参照モデルのうち、データを通信回線に送出するための物理的な変換や機械的な作業の階層 ピンの形状やケーブルの特性、電気信号や光信号、無線電波の形式などの仕様が含まれる |
147 | データリンク層 | OSI基本参照モデルのうち、データを回線やネットワークで受け渡す階層 通信相手の識別や認識、伝送路上の信号の衝突の検知や回避、データの送受信単位(フレーム)への分割や組み立て、伝送途上での誤り検知・訂正などの仕様が含まれる |
148 | ネットワーク層 | OSI基本参照モデルのうち、複数のネットワーク間のデータ通信を実施する階層 IPアドレスの形式や割当の方式、伝送経路の選択などの仕様が含まれる |
149 | トランスポート層 | OSI基本参照モデルのうち、データの送信元と送信先の間での制御や通知、交渉を行う階層 コネクションの確立や切断、データ圧縮、誤り検出・訂正、再送制御などの仕様が含まれる |
150 | セッション層 | OSI基本参照モデルのうち、対話的な通信の開始や終了、維持などを行う階層 セッションの管理、利用者の認証やログイン、ログアウトなどの状態管理の仕様が含まれる |
151 | プレゼンテーション層 | OSI基本参照モデルのうち、アプリケーション間でやり取りされるデータの表現形式を定義する階層 ファイル形式やデータ形式、暗号化や圧縮、文字コードの定義や形式間の変換などの仕様が含まれる |
152 | アプリケーション層 | システムやサービスに必要な機能を実装する階層 ソフトウェアが提供する具体的な機能や通信手順、データ形式などの仕様が含まれる |
153 | TCP/IP階層モデル | 様々な種類の機器同士が通信するための仕様を階層毎に整理したモデル 「ネットワークインターフェース層」「ネットワーク層」「トランスポート層」「アプリケーション層」の4つの階層から構成される |
154 | ネットワークインターフェース層 | 直接接続された機器の通信のための階層 イーサネット、PPP(Point-to-Point Protocol)が代表的なプロトコル |
155 | インターネット層 | ネットワーク間のエンドツーエンドの通信のための階層 IP(Internet Protocol)が代表的なプロトコル |
156 | トランスポート層 | データ転送の信頼性を確保するための階層 TCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)が該当するプロトコル |
157 | アプリケーション層 | アプリケーション毎の機能の階層 HTTP(yper Text Transfer Protocol)、 FTP(File Transfer Protocol )、 SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)などが代表的なプロトコル |
158 | ファイルレスマルウェア | 悪意のあるソフトウェア(マルウェア)をインストールするのではなく、すでにあるOSの機能を悪用した攻撃 |
159 | MACアドレスフィルタリング | あらかじめ登録された端末以外のアクセスを制限する機能のこと 制限に端末のMACアドレスを利用する ※MACアドレス:各ネットワーク機器に割り当てた世界で一意の固有のアドレス |
160 | 暗号化アルゴリズム | データの暗号化や復号を行うための計算手順のこと |
参考サイト
・「ITパスポート試験」シラバス(Ver.6.0)(変更箇所表示版)
・IT用語辞典 e-Word
・大塚商会 IT用語辞典
・BellCurve 統計WEB 統計用語集
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