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【用語解説】ITパスポート試験|45.オペレーティングシステム

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ITパスポート試験 教材

この記事を書いているぽん之助と申します。
・保有資格:23個(2020年現在)
・転職経験:有(ブラック→ホワイト)
今回は、ITパスポート試験の『45.オペレーティングシステム』からの出題用語を理解しましょう!

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ITパスポート試験|45.オペレーティングシステム

●この記事解説でするのは大きく2つ
1.オペレーティングシステムの基礎
2.オペレーティングシステムの機能
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用語解説①:オペレーティングシステムの基礎

ITパスポート試験で出題された『オペレーティングシステムの基礎』に関する用語を解説していきます!

●オペレーティングシステムの基礎
・オペレーティングシステム
・マルチブート
・デュアルブート

・64ビット・32ビットCPU向けOS
・実行順序
・起動ディスク

オペレーティングシステム(OS:Operating System)

オペレーティングシステム(OS:Operating System)とは、コンピュータのハードウェアやソフトウェア資源を利用に必要な制御機能、管理機能を持った基本ソフトウェアです。以下、OSと記述します。

[具体的に理解!]OS
OSには複数存在し、代表的には次のOSがあります。
Windows
Microsoftが販売しているOS
macOS
Appleが自社PC(Mac)に搭載しているOS
iOS
Appleが自社スマートフォン(iPhone)に搭載しているOS
Android
Googleが中心で開発したタブレットやスマートフォンに搭載されるOS
・Unix
AT&T社ベル研究所が開発したOS。
・Linux
フィンランドの大学院生がUnixを真似て独自に開発したOS、無料で利用可能。AndroidもLinuxがベースとなっている。

マルチブート/デュアルブート

マルチブートとは、1台のPCに複数のOSをインストールすることです。マルチブートのうち、1台のPCに2つのOSをインストールすることを、デュアルブートと呼びます。

※マルチ(multi):多くの
※デュアル(dual):2つの

[具体的に理解!]マルチブート/デュアルブート
AppleのMac(PC)にWindows(OS)をインストールすると、macOSとWindowsを両方使える、デュアルブートの設定が可能です。
Appleは、デュアルブート設定のソフトウェアとしてBootCampを提供しています。
Apple Boot Campサポート

64ビット・32ビットCPU向けOS

CPUには、一度に処理できる情報量から32ビットと64ビットのCPUがあります。一般的なPC用のOSでは、32ビットCPUと64ビットCPUの向けの両方が提供されています。

64ビットCPUのPCは、32ビット向け、64ビット向けOSの両方が動作可能であることも抑えておきましょう。

[具体的に理解!]64ビット・32ビットCPU向けOS
あなたが使っているPCのOSが32ビット向けか64ビット向けか確認してみましょう。
・Windowsの場合
Microsoft 32ビットと64 ビットのWindows: よく寄せられる質問
・MacOSの場合
※搭載されているCPUから確認
MacRuby 使用中のMacが32bitか64bitなのかを判別する方法

コンピュータの実行順序

コンピュータの電源を入れて、使える状態になるまでの各ソフトウェアの実行順序は次になります。

●コンピュータ内の実行順序
①BIOS
②OS
③デバイスドライバ
④アプリケーションソフト

OSが最初に実行される前に、BIOSが起動されることは過去問で頻出なので、抑えておきましょう!

[補足]BIOS (Basic Input/Output System)
PC起動時のOSの読み込みや、接続された装置・機器に対する基本的な入出力制御を行います。
[補足]デバイスドライバ
PCに接続されている周辺機器を制御,操作するためのソフトウェアのことです。
具体例.プリンタのデバイスドライバ

起動ディスク

起動ディスクとは、コンピュータを起動する際に必要なファイルが書き込まれたディスクのことです。通常は、ハードディスクが起動ディスクになります。

障害が発生した場合には、ハードディスク以外のCD-ROMやUSBメモリなどの外部記憶装置を起動ディスクとして利用しOSを起動できます。

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用語解説②:オペレーティングシステムの機能

ITパスポート試験で出題された『オペレーティングシステムの機能』に関する用語を解説していきます!

●オペレーティングシステムの機能
・タスク管理
-マルチタスク
-マルチスレッド
・メモリ管理
-仮想記憶

マルチタスク

タスクとは、オペレーティングシステム処理単位です。

複数アプリケーションソフトのタスクを並行処理する機能マルチタスクと呼びますす。CPUの処理時間を短い単位に分割し、タスクを順番に割り当てを行っています。

コンピュータの利用者からは、複数のタスクが同時に実行されているようにみえます。

[具体的に理解!]マルチタスク
Youtubeで動画を再生しながら、wordで資料を作成

マルチスレッド

スレッドとは、アプリケーションのタスク(プロセス)を更に細分化した処理単位になります。

スレッドを並行して処理することを、マルチスレッドと呼びます。

仮想記憶

仮想記憶とは、主記憶よりも大きなメモリを必要なプログラムを実行するためのOSの機能です。

プログラムが主記憶のメモリサイズ上回った場合、補助記憶装置(HDD、SSD)を使って実効します。

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まとめ: オペレーティングシステム

勉強お疲れ様でした。
繰り返しになりますが、この記事の用語をおさらいしておきましょう!

1.オペレーティングシステムの基礎
・OS:PCのハードウェア・ソフトウェアの利用に必要な制御機能、管理機能を持つ基本ソフトウェア
・マルチブート:1台のPCに複数のOSをインストールすること
・デュアルブート:1台のPCに2つのOSをインストールすること
・64ビット・32ビットCPU向けOS:64ビットCPU、32ビットCPU向け両方のOSが提供
・実行順序:①BIOS→②OS→③デバイスドライバ→④アプリケーションソフト
・起動ディスク:通常はハードディスク、障害時にはUSBメモリ、CDなどに設定できる。

2.オペレーティングシステムの機能
・タスク管理
-マルチタスク:OSの処理単位のタスクを並列で処理すること
-マルチスレッド:タスク(プロセス)を細分化したスレッドを並列で処理すること
・メモリ管理
-仮想記憶主記憶の容量以上のプログラムを実行するとき、補助記憶装置を用いる機能

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